【StaffBike】 リンスキー HELIX SPORT
by: 古谷野 穣治

 

 

スタッフ古谷野のバイクの紹介します。

ベースはアメリカのチタン専業ブランドLYNSKEYのフレームです。

 

軽量化、スピード、快適性・・・、人それぞれバイクに求めるものは異なります。

このバイクはそういった性能を求めるのではなく、眺めていても・走っても楽しく思うような所有感や満足感を求めたものに仕上げました。道楽バイクとも言います。

個人的にバイクとはその所有者の想いや考えを表すものだと思っていますが、この内容でそれが少しでも伝われば幸いです。

 

 

フレームの特徴的なHELIX（螺旋）チューブです。リンスキ―独特のオンリーワンなこの形状に惹かれてこのフレームを選択したといっても良いです。

パイプにねじれを入れることによって剛性が20％程アップしているようですが、3.25チタンという素材もあって固いという感じはしません。

パーツも剛性が高すぎないものをチョイスしています。そのおかげか予想していたよりも乗り心地が良くて気に入っています。

 

 

サドル・ハンドル・ステム・シートポスト・バーテープは古谷野が大好きなFizikブランドで固めています。ただ単にブランドをそろえて統一感を出しているわけではなく、使用感や品質も気に入っているからです。特にスネーク形状のハンドルはエルゴパワーのブレーキ・シフトレバーとの相性が気にっています。

 

 

サドルは余っていた旧型のアリアンテをセレクト。新型よりも重いですがクッション性が高いです。個人的には旧型の方が好みですかね。

 

 

コンポーネントは余っていたカンパニョーロのEPS。カンパはワイヤー式の方が操作感があって個人的にもそっちが良いと思っているのですが、それなのに電子式をあえて選ぶという道楽。

ホイールもBORAワンクリンチャー。35㎜のミドルハイトリムは平坦でそこそこの速度域で効果が得られて、坂でも重いと感じません。長期間放置されていましたが久しぶりに使ってみて改めて良いと思いました。

画像だとわかりにくいですがフレームのリアエンドは交換式ではなく、剛性感が高いフレーム一体型（※リンスキ―創業30周年記念のリアエンド形状です）。またスプロケットの歯数は時代の流れに逆らうようなクロスレイシオの12-25T（というか、ホイールにこれが付いていたのでそのまま使ったのですが）。それらが組み合わさって変速は小刻みにスパスパ決まってくれます。

ペダルは余っていたスピードプレイZERO。元から膝に優しいペダルですが、クリート調整でシューズのふり幅を他のペダルより少し広く設定しています。

 

 

そんな感じで余っていたパーツを使えることになって個人的にはよいと思っているものの、バイクが増えてしまったせいで自分の周りが迷惑している現実・・・。

いかがでしょう、古谷野のバイクに対する愛が伝わりましたでしょうか？

 

Frame:Lynskey Helix Sport

Component:Campagnolo Record EPS

Wheel: Campagnolo Bora One WO

Tire:Veloflex Corsa25

Pedal:Speedplay Stainless

Handle:Fizik Cyrano R1 Snake  (400ｍｍ)

Stem: Fizik Cyrano R1　（110ｍｍ）

Seatpost: Fizik Cyrano R1

Saddle: Fizik Aliante Carbon Braided

BottleCage:Arundel Mandible

 

 

2016/10/8 古谷野