【ﾏﾆｱｯｸ古谷野】 レースに向けてのカスタム　⑤
by: 古谷野 穣治

 

富士ヒルクライムに向けての愛車カスタムを何度かにわたってお伝えしてきましたがこれが最後になります。

 

 

 

 

まずはパーツ交換の前にチェーン・ギア周りの洗浄です。汚れによる抵抗が減ります。これは下手なカスタムより効果があります。ぜひ皆様もやってみて下さい。

 

 

 

 

せっかくきれいにするので久しぶりに超音波洗浄機も使いました。

 

 

 

 

ピカピカです！。

 

 

 

 

そしてまさかのQARBON（No-Q）を導入！。

減っているチェーンリングでは脚の力がフルに発揮できない・・・というのが導入理由ですが、ほぼ見た目で買ったといってよいでしょう・・・（笑）。

そもそもヒルクライムでアウターはめったに使いません・・・。

ちなみに編摩耗を防ぐため同時にインナーリングも新しいものにしています。

 

 

 

 

元のチェーンリングと比べて軽量化！・・・、を期待したはずでしたが、わずか2gの軽量化でした・・・（涙）。

 

 

 

 

軽量化の話はもう置いておいて、それよりも少し興味があったのが新型になってチェーンリング裏の変速の溝やピンの位置の変化でした（左がQARBON、右がノーマル）。よーく見ると少し変わっています。それによってフロントの変速がこれまでよりも良くなっていることに期待したいです。

 

 

 

 

で、新しいチェーンリングにしたらチェーンも新しくしなくては！、ということでROTOR　UNOチェーンを導入！。

KMC製で性能は確実ですが、実はチェーンリングと同じくこれもほぼ見た目で選びました・・・（笑）。

 

 

 

チェーンオイルは愛用のSQUIRT　DRY　LUBEをそのまま使用。

完全脱脂しないとコーティングされないので最初からついている油を脱脂して塗りました。

これより抵抗が低いチェーンオイルは多数ありますが、これはワックス系の中でも抵抗が低い方なので差はあまりないかな？というのと、レースが終わってもこのチェーンはそのまま使い続けたいので。

まあ、要するに掃除が面倒ということです（笑）。このオイル全く汚れないので良いですよ。

 

 

 

 

いくつかのカスタムを経てこれでレース仕様になりました！（ボトルケージは本番前にひとつ取ります）。画像の状態で実測6.74ｋｇでした。

過去最高スペック＆最軽量のバイクでもう言い訳が出来ない・・・。

 

今年はトレーニング時間とお金かけたのでこれでゴールド獲れなかったら・・・、古谷野泣いちゃう！（笑）。

 

 

 

2017/5/31　古谷野