【メンテナンス】1年経ったチューブレスタイヤを交換してみた
by: 田渕喬介

チューブレスタイヤに変えて早一年・・・
シーラント継ぎ足し使い続け特にトラブルなく使用していましたが
紫外線劣化によるタイヤにヒビが・・・
シーラントも中で固形化しているのではないかと気になりますので
これを期に交換しようと思い立ちました

そもそもチューブレスタイヤとは

その名の通りチューブを使わないタイヤで
リム打ちパンクのリスクを低減、
チューブを使わないことでタイヤとの摩擦抵抗が減り転がりも良くなり
空気圧も低く抑えられるので快適性もあげられます。
厳密に言うと「チューブレス」と「チューブレスレディ」に分かれており
後者の方はシーラント剤が必要になります。

チューブレスタイヤのデメリットはタイヤの着脱が難しいということが言われますが
自分が使っているのは新エトルト規格に合わせたMAVIC COSMIC SLR45なので
タイヤが非常に入れやすい!!
しかも、リムテープが不要なモデルなのでランニングコストもかからず非常にチューブレス化しやすいです
タイヤを装着したあとでも、空気を入れると「ビードが上がらない(タイヤがきれいに膨らまず、空気が漏れてしまう)」こともあるのですが
MAVICなら比較的かんたんにビードが上がることが多いです。

最初に使っていたタイヤはMAVIC純正タイヤでしたので、その辺りも問題なく取り付けることが出来ました。
恐らく、走行中にパンクした場合でもその場でタイヤを外し、中にチューブを入れてリカバリーすることが簡単に出来たでしょう。

自分が使っていたのはチューブレスレディタイプなので、シーラントが必要。
使っていたのはMuc-Offのシーラントで半年に1度補充する仕様で
シーラントは時間とともに乾いてしまうので中で固形化しているのが気がかりでした

実際に1年経ったチューブレスタイヤを外してみた

実際使用してても特段空気が漏れやすくなったり何か症状が出ているわけではなかったですが
前述の通りヒビが入ってきたので変えることに。
とはいえ折りたたみ自転車やツーリング車も持っているので
そこまでガッツリ使えてなかったというのはあります・・・

もったいないですが心機一転変えていきましょう
早速タイヤを取り外します
(見た目にちょっと気持ち悪いので画像を小さくしておきます。クリックで大きくなります)

意外にも完全には乾ききってはいませんでした。
しかし、中でダマになってしまってます・・・
確かにホイールを回転させたときのバランスが悪いなとは思ってましたが
この辺も影響があるかもしれません
Muc-Offのシーラントはツブツブの粒子が入っており最大6mmの刺し傷まで塞いでくれるということですが
それもダマになりやすい原因かもしれません。
というよりもっと頻繁に乗れば良かった、というのが一番大きい気が・・・

ちなみに最初のほうが後輪、こちらが前輪となっていますが
どちらもあまり変わらないですね


リムにもシーラントがへばりついています。
こちらはほとんど乾いた消しゴムのカスのようなもの。

そしてここからが非常に大変なのですが
このついているカスをキレイに掃除する必要があります。

リムの掃除

特にタイヤのビードがハマるリムのサイド部分に異物が残っていると
エア漏れの原因になりやすいのでしっかり洗います。
自分は水で軽く流してからメカタオルのようなもので擦り落とすやり方でした。
難しくは無いですが根気のいる作業です。
(今思いつきましたが、メラミンスポンジのようなものでこすればリムも傷つけないし簡単なのでは・・・?)

という訳でこれくらいキレイにしました


ちなみにタイヤも軽くシャワーで洗ってみました。
タイヤにこびりついたシーラントは擦り落とせば落ちなくはないですが
画像のようにタイヤサイドについた細かいカスもキレイにしないと再利用は難しそうですね・・・
シーラントを入れ続けると自分みたいにダマになって重量増になってしまうので
シーラントを追加したい時、タイヤを外して洗って元に戻してシーラントを入れる
というのが理想形のように思えますが実際タイヤに付いたシーラントを落とすのはかなり大変で
現実的ではないような気がします。

実際、以前グラベルのタイヤで交換をたまわった時、どれだけキレイにしてもエア漏れしてしまい
再利用が出来なかった件がありました。
基本的には一度取り付けたチューブレスタイヤにシーラントを入れたら
継ぎ足して運用しタイヤが傷んだら交換というのが良いのかと思います。

新しいタイヤの装着

リムがキレイになったら新しいタイヤを取り付けます。
今回選んだのはSCHWALBE PRO ONE TLE!!
ドイツブランド・シュワルベが誇るレーシングタイヤ!
名前のTLEはシュワルベ独自のチューブレス・イージータイプの規格。
こちらもシーラントは必要です。

こちら25Cのサイズですが苦労することなく入りました。
ビードも一発で上がり最初シーラントが漏れることもなく気密性を保っています。

まとめ

こう書くとチューブレスって面倒くさそう・・・
って思われたかもしれませんが、
ホイールとタイヤの相性さえクリアすれば意外と着脱は簡単です。
チューブレスタイヤが出たての頃はハメづらかったり、エアが漏れたりということがありましたが
最近のではそういった部分も少なくなってきたのでだいぶ扱いやすくなってきました。
走行性能ももちろん上がりますし、これを気に是非いかがでしょうか!
特にタイヤの取り付けのしやすさに関してはMAVICがおすすめです!!

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