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話題の「CAAD12」で80㎞の糸島ライド!!
by: 小西 真人

 

 

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2016年モデルの台風の目と言っていいでしょう。

話題の「CAAD12」をちょっと借りて、100㎞ほど走ってみました!

 

 

 

試乗バイクは「CAAD12 105」。

5800系105のコンポにSIクランク(52-36T)、

ホイールはMAVICの「AKSIUM」となかなかのパッケージです。

 

フレームサイズは「54」。

通常57~58に乗っている身としては2㎝程トップが短め。

少々ハンドルが近くて低いのですが、乗れなくはなさそうです。

 

 

 

まずは吊るしの状態で帰宅。

走り出して最初に感じたのが・・・「あれ?結構普通??」

「カリカリの戦闘機」的なイメージを勝手にもっていたのですが、

いい意味で裏切られた感じです。

 

 

自慢の乗り心地は、可もなく不可もなくといったところ。

25Cタイヤを履いた今どきのレース系ロードバイクならばこんなもんなのでは。

荒れたアスファルト路面などでは、それなりにガコガコ揺すられますが、

ギリギリのところで「跳ねない」感じです。

 

 

振動吸収性能を「快適さ」ではなく「トラクション」に振っているイメージ。

荒れた路面でも前へ前へと進む感触は、漕いでいて非常に気持ちいい。

 

 

ただ、この25Cタイヤ(シュワルベ ルガノ)が少々重く(カタログ値280g)、

身のこなし、特に加速がワンテンポ遅れる印象です。

 

 

ただ、AKSIUMホイールの回転はかなりスムーズ、

さらにホイール外周部が重い分一度出したスピードは維持しやすいので、

速度自体はガンガン上がっていきます。

それほど攻めていないのに、ちょいちょいインナー×トップに入ってました。

 

 

15㎞ほど走ってみて、フレームの素性がなんとなく見えてきたので、

次は課題の?足回りに手を入れて、ロングライドにトライです。

 

 

 

 

というわけで翌日。

手持ちの「レーシングゼロ」×「シュワルベONE 25c」に付け替えて、

糸島半島往復80㎞のライドにCAAD12を引っ張り出しました。

 

 

 

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足回りが軽くなったことで、フレームの加速のリズムと転がりのタイミングのズレがなくなり、

とにかくスピードを出すのが楽しいバイクになりました!

 

 

バイクなりに足を回しているだけで30㎞/h手前までスルスル加速。

そこから足にちょっと力を加え、クランクの12時-15時あたりのトルク感を意識すると

35㎞/hくらいまでポンと上がるこの気持ちよさ!!

 

 

ここから先の速度域はアウターに入れてもうひと踏み。

踏んだら踏んだだけ加速していくバイクです。

実際糸島半島に入ってからは、フロントはアウターに入りっぱなし。

折角の海岸線の道なのに、景色見てるヒマなし!

 

 

BB周りの硬さはさほど感じませんでしたが、CAAD12の乗り方としては

「クルクル回す」より「ジワッと踏む」ペダリングが求められる印象です。

(小西のペダリングがもっと上手ければ、効率よくトルクをかけながら

回転数を上げることができるのですが)

 

 

とは言え、最近のBB周りが大ボリュームの高剛性カーボンバイクほどの

ペダリングスキルが求められるわけでもないので、

ちょっと慣れれば、誰でもこの加速を楽しめると思います。

 

 

復路は向かい風だったので、平均速度は一気に落ち完全にサイクリングペース。

いわゆるエンデュランスバイクほどの快適さはないですが、乗り心地は悪くない。

いやいや、ホイールは硬いと評判の「レーシングゼロ」。

アルミ×アルミでこれということは・・・

乗り心地が良いといってもいいのでは?

 

 

 

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往復でおよそ80㎞。

ポジションが合わなかったので肩がコったのと、

サドルが合わなかったのでお尻が痛くなりましたが、

体の負担は少なかったように思えます。 

 

 

 

最後に。

家に着いたタイミングでガーミンがピー!と鳴って、あるメッセージがでました。

 

自己ベスト 40㎞タイム 1:24:17  

記録更新!!

 

 

マジで??