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2016/04/17 14:49
「なんだか面倒くさそう」の印象が強いチューブラータイヤ。
チューブレスにすら目もくれず、クリンチャー一筋の小西でしたが、
決戦用ホイール(ボントレガー アイオロスD3)を手に入れた以上、
面倒だろうがなんだろうが貼るしかありません。
果たして。
選んだタイヤは「SCHWALBE ONE(24C)」。
クリンチャーの印象が良かったことによるセレクトです。
とはいえ、プロは大体コンチかヴィットリアだろうなと思って調べてみると
昨年は、AG2RやFDJ、IAMやQHUBEKAなどがこのONEを使っていました。
よし。
大丈夫そうだ。
ただし。
お値段衝撃の¥16,000-+TAX/1本!!
このあたりもチューブラーのハードルの高さの一因なんでしょうね。
アイオロスは35mmハイト。
なので、エクステンダーで元々のバルブを延長します。
付属の工具でコアを外して、延長部を差し込んで、またコアを戻す。
ここが緩くてエア漏れ・・・なんてなると目も当てられないので
しっかりと締め込みます。
今回はチューブラーテープでいきます。
なので、リム面のクリーニングはしっかりと。
この部分の平滑さが、テープの密着度=タイヤの固定力に影響してきます。
チューブラーテープは要は伸縮性のある両面テープのようなもの。
リム面に貼り付け、しっかり密着させます。
テープを貼った後、チューブラータイヤをリムに乗せます。
実際にタイヤを貼りつける作業に入る前に、一度リムにタイヤを乗せ、
空気を入れてしばらくおいて、あらかじめ馴染ませておくと〇。
チューブラーテープの剥がし口をタイヤの外に出すのを忘れずに。
軽く空気を入れてから(1~2気圧)、ホイールを回してみて、
リムの真ん中にタイヤがきちんと乗っているかを確認します。
クリンチャータイヤのように、リムにビードがハマる構造であれば、
タイヤの位置は自動的に決まってくるのですが、
チューブラーの場合、この時点ではタイヤはリムに乗っているだけ。
ねじれや歪みをしっかりと修正して、真っすぐ回るようにしてあげます。
センター出しが終わったら、テープのフィルムをゆっくり引き抜きます。
これでリムとタイヤが張り付きました。
その後一旦空気を抜いてから、指でタイヤを押してしっかり密着させます。
適正気圧まで空気を入れたら・・・完成!!
クリンチャータイヤの脱着くらい簡単か?と言われれば、
正直多少の手間はかかります。
ただチューブラーテープを使う前提であれば、慣れの範囲という感じですね。
というわけで。
今月末のオートポリス3時間に投入します!
アイオロスの立ち位置は、いわゆる決戦用ホイール。
実際のところ、決戦に絡めるようなことはないにせよ、
折角のサーキットライドの機会を逃す手はありません。
2011~2012年頃、「AG2R」が使っていたフレーム(KOM EVO)と、
「LEOPARD TREK」が使っていたホイールの組み合わせ。
(タイヤは当時はアルトレモでしたが)
これで遅かったら、確実にライダーの問題です。