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2016/10/08 19:57
今年のクラフトは「グレー」推し!!
毎年商品開発時には「テーマカラー」を決めるのがクラフトのスタイル。
ここ数年は「グリーン(GECKO)」はじめ、明るめのカラーをキーに
あれこれ展開してきましたが・・・
今年は一転、一気にシックな方向へ舵を切りました。
後追いを嫌い、トレンドを自らで作り出そうとするスタイル。
そこにシビれるし、なんというか憧れます。
〇CRAFT STORM JERSEY ¥16,800-+TAX
冬の鉄板アウター「ストームジャージ」が、その激シブいグレーをまとって登場。
「ジャージ」とありますが、ポジションはジャージとジャケットの中間くらい。
アウターとして考えるとかなり薄手と言えます。
グレーの部分は防風・透湿素材の「VENTAIR WIND」を採用。
そこそこ走り込むサイクリストの場合、冬物ウェアを選ぶ際のポイントは、
「暖かい」よりも「寒くない」が重要。
薄手ながらもしっかりした防風素材が使われているので、一般的なジャージに比べ
「寒くない」の機能が高められています。
さらに裏地はクラフトお得意のスーパーライトメッシュ。
汗や湿気をスムースに外に放出するので、汗冷えする事も少なくなります。
そうはいっても・・・この「ストームジャージ」、
冬物アウターと考えるとペラペラで、これで大丈夫か不安になります。
ただ、秋冬ウェアは重ね着が基本。
特にクラフトはインナーウェアの評価が高いブランド。
暖かさはインナーに任せ、アウターはその暖かさを「逃がさない」。
そんなきっちりした役割分担が為されているように思えます。
これ単体では確かに「なんだか寒そう」ですし、正直なところ、
これ一枚でなんとかなる、という類のウェアではありません
ですが、秋口には薄手のインナー、冬には厚手のインナーを組み合わせることで、
「暑すぎず寒過ぎず、汗をかいても蒸れずに快適。」
というその時期の気候に合った絶妙なウェア内環境を作り出すことができます。
そういう意味では、ある程度冬物ウェア(特にインナー)を幅広く持っていて
冬でもしっかり走り込むサイクリスト向けの、ツウ好みのウェアかもしれません。