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2016/11/23 17:18
クラフトの冬インナーというだけで、大抵のサイクリストがこの緑の箱を
思い出すであろう、というくらいの鉄板冬アイテム。
「ACTIVE EXTREME」 (逆に正式名称の方が知られていないかも)
今年の冬、この超定番アイテムが「2.0」に進化した模様。
最近やっと寒くなってきて、ポツポツ冬物の出番が増えてきたので
どれくらい変わったのか、ちょっと確かめてみました。
左:1.0(旧型) 右:2.0(新型)
箱に入っている向きは気にしないとして、中身をよく見てみると。
畝の本数が新型になって増えています。
このことからも、モデルチェンジの狙いが「吸汗・速乾能力」のさらなる向上、
なのが見て取れます。
冬インナーにも関わらず「暖かさ」重視ではなく「汗冷え対策」重視のスタンスは、
新型になってもブレてないですね。
ここが、この「ACTIVE EXTREME」がサイクリストに好まれる所以でしょう。
(勿論クラフトにも暖かさ重視のインナーもありますが)
さて、実際に着てみてどうかですが。
その日のライド中の気温は最高23℃、最低17℃。
なんというか冬物どうこう、いう気温ではないですね。
なので、このクラフトのインナー+半袖ジャージの組み合わせ。
夏インナー+半袖ジャージ+アームウォーマーの方がベターな気もしましたが、
夕方の冷え込みで体幹(胴体)を冷やしたくなかったため、このセレクトです。
クールマックス化した新型は、1.0比でちょっと肌当たりが硬くなった印象です。
良く言えばサラサラ、悪く言えば少々カサカサ。
着ているうちにすぐに慣れてしまいましたが、気になる方はいるかもしれません。
(彼らもそこはわかっているのでしょう、1.0も一部カラーは継続です。)
吸汗・速乾機能は相変わらずハイレベル。
夏物同等、というまではいきませんが、体がかいた汗で冷えるような感覚は無し。
上に着ていたちょっと厚手の半袖ジャージが結構湿っていたにも関わらず。
新型は一部メッシュ素材を配したりして、さらなる機能アップを図ったようですが、
もともと優秀だったこともあり、劇的なレベルアップ!という感じではありません。
地味に基本性能を高めていったような印象です。
暖かさに関しても「暑すぎず寒過ぎず」な丁度いいところをキープ。
気温23℃で汗だくの時はしっかり汗を吸ってくれて。
気温17℃で日が陰ってきてヒンヤリしてきた時は、冬インナーの本領発揮。
流石はクラフトと言わざるを得ません。
小西が持ってる他の冬インナー(GORE、SHIMANO)が暖かさ重視の分
やや吸汗・速乾機能が犠牲になっている感があるので・・・
汗っかきとしては、このクラフトの乾きの良さがひときわ好ましく思えます。
〇CRAFT 長袖クルーネック2.0 ¥6,600-+TAX
さて、この新型。
クラフトの冬インナーを持っていないという方なら間違いなく買いなのですが。
旧型を持っているなら、正直慌てて買い換えなくてもいいかもしれません。
(何枚持っていても困るものではないので、買い足す分にはもちろんアリ。)
ちなみに。
新型と旧型を両方一緒に洗濯したのですが。
どちらも濯ぎが終わった時点でほぼ渇いていました。
他のだと、こうはいかないんですよね。