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【スタッフ勉強会・DE ROSA編】NICK 意のままに操る喜び!
by: 嘉悦 賢

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先日はまた終業後にスタッフ井手と久保の3人で各々気になる車体を試乗してきました。

 

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今回は2016年モデルでデビューしたNICKを試乗。

 

ホイールは手持ちのRACING ZEROに変えました。

 

ワンサイズ大きな車体でしたが、なんとかポジションを出せしっかり乗れました。

 

 

 

 

コースも前回とほぼ同じで、天神ー姪浜間の平坦+油山の登り下りに、今回は桜坂の動植物園の丘も加えました。

 

 

 

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まずは平坦路。

 

漕ぎ出しは軽く、ボリュームのあるBBがしっかり力を受け推進します。

 

加速も一旦タメを作り伸びていくイメージで、踏んでも回してもスムーズに伸びていきます。

 

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気になったのは初速も30km中盤くらいの巡行でもハンドリングが安定している点です。

 

サイズが合っていないにもかかわらず、初速も速度が上がっても非常に安定感があります。

 

スピードが出ているときのSKもそうでしたが、デローザならではのハンドリングの良さが初速から際立つ印象を受けました。

 

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登りでは気持ちよくバイクを振れます。

カーボン弾性とリア造形から来る反応の良さでグイグイ登ります。

また、下りではそのハンドリングの良さから安定感が抜群でした。

 

 

 

最後にもう一度低斜度の動植物園の登り下りをいきまして、下り終えて思ったのは苦手とするシーンがなかったという事です。

 

 

 

また、フレームは3kカーボンとなかなか剛性の高いカーボンを使用していますが、フレーム造形のバランスが良いのか、ペダルを踏み込んだ印象はマイルドで硬めのホイールを取り付けたわりに角はしっかり落とした振動減衰性を感じました。

 

 

 

 

 

SKの様に突き抜けた所は感じませんでしたが、ロードバイクとして全てのシーンで平均以上を確実に提供してくれます。

 

強いて言うなら突き抜けた部分は、ハンドリングの良さとフロント周りとリア造形からくる安定感でしょうか。

 

 

 

 

 

ホイール次第で狙った走り方ができる万能性に振った車体と感じました。

 

しっかり走る方は硬めのシャマルやレーシングゼロなど。

ロングライドなどではデュラエースc-24など好相性でしょう。

 

 

 

 

初めてのカーボンフレームを検討されている方におすすめしたい、乗りこなすと意のままに楽しめる車体だと思います!