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【2018 MERIDA】REACTOの400と新型5000、4000DISCにも乗ってみた【貧脚インプレッション番外】
by: その他

 

以下のインプレはあくまで貧脚ライダー井手の主観に基づいたものです。

40すぎの運動が苦手なおっさんのインプレが何かの参考になれば…

豪脚の方はブラウザバックか、そっ閉じで願い致します。

 

先日アップした続きで、今回は「現実的」な価格の3台。

まずはアルミのREACTO400(¥159,900-+TAX)です。

 

 

 

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カムテールが世に出てからめっきり減った「横の面積が広く縦に薄い」ダウンチューブ。

視覚的にもエアロ!とわかりやすい形状がステキ。

このモデルも新城選手たちバーレーン・メリダのが設定されました。

今年のリアクトはレプリカカラー押しです!!

 

 

漕ぎ出しは「普通」

特に出足が鋭いわけでも鈍いわけでもなく…

 

 

 

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基本登りと下りしかない試乗コースへ出て、はじめは下ります。

・・・んんん?脚を止めたまま下ると、いつもよりノビが良いですが

それ以上に先のREACTO TEAM-Eに比べて乗りやすさを感じます。

軽すぎたREACTO TEAM-Eに比べ、重量からかテーパーヘッドの剛性からか落ち着きを感じます。

そして恐れていた思っていたほど縦の突き上げがありません。

アルミのリアクト400はカーボンのリアクトに採用されている

S-FLEX シートポスト採用されていませんが、少なくとも試乗コースでは必要性を感じないくらいには快適。

 

 

 

そしていざ上りに!

ダンシングだと振りにくく感じるので、シッティングで登ります。

3~5%くらいの勾配までなら普通に登るのですが、

それを超える斜度になると一気にモサッとしたフィーリングに。

ホイールが重量級なのも大きな理由でしょう。

ただ、踏み込んだときのフレームの硬さは感じず割りと好み。

ホイールを変えれば化けるかも

 

 

 

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お次はカーボンでアルテグラMIX仕様のREACTO5000(¥289,000-+TAX)。

 

このひとつ下の105仕様のREACTO4000(¥249,000-+TAX)とともに

CF2フレーム採用のコストパフォマンスに優れる人気のモデルです。

リアクト4000にはこれまたの設定があり、2018年も人気のモデルとなりそうです。

 

 

 

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試乗コースに出るまで未舗装路なのですが、

危なげなくクリア。お?いけるやん。

ゼロ発進はかなり軽め。

既にこの時点で同じREACTOのTEAM-Eやアルミの400とは挙動が異なります。

踏んだときのTEAM-Eの硬さは5000にはありません。

 

 

 

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下ってみるとこれまた違いがわかります。

ハンドルの安定感は合計4台乗ったリアクトの中で1番。

CF4の硬さを感じず、なおかつしっかり感があります。

 

リアクトの2種類のカーボンフレーム、CF4とCF2は共にUCIのルール改正を受けた新型ですが

ヘッドのベアリングの径が異なります。

CF4はより前面投影面積を減らすため1 1/8-1 1/4と下が若干小さめのベアリングを採用するのに対し

CF2はより剛性を高めて安定感を増すために1 1/8-1 1/2と大径のベアリングを採用しています。

プロ用のCF4の剛性を落とすとは考えにくく、登りの軽さから察するに

CF4のフロントの高剛性っぷりは素材そのもの、

CF2はCF4より少し弾性の控えめなカーボンを設計により剛性を上げた差が、

マシンのフィーリングの違いに出ているものと思われます。

 

 

 

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リアバックも安定感があり、あまり縦に潰しの入ったダウンチューブのエアロロードに乗っている感覚はありません。

CF2にも上位グレードと同じくS-FLEX シートポストが採用されていますが、

CF4と違い、正直なくても快適なんじゃ?と思うくらい突き上げも気になりません。

上の画像で私の短足っぷりがわかります。

ギリギリやんけ!

 

 

下りで脚を止めたときの加速はTEAM-Eと遜色ないように感じます。

流石にホイールなどのパーツが違うので、同じではありませんが

かってに加速していく感じはかなり似ています。

 

ただし!前述の安定感からコチラは不思議と怖さを感じません

 

 

 

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登りはかなり軽く進む部類かと。

少なくとも400で感じたある一定の勾配からいきなりモサッとくる感覚はなく、

かと言ってTEAM-Eの膝にダメージが残りそうな硬さも感じず、私のような貧脚には非常に乗りやすいです。

 

ただ、ダンシングはイマイチ合いません。

車体を振りにくい感じが…

シッティングでくるくる回すと良い感じ。

 

 

登りを苦手とせず、平地と下りでエアロが明らかに効くので省エネで、

剛性も高すぎることがないので、最後まで脚が残ります。

私がレースに出るなら、あるいは足切りのあるロングライドイベントに出るなら

リアクト4000に5万くらいのホイールはかせるのが最もコスパに優れると思われます。

 

速度出せないからリアクトのようなガッツリエアロロードは自分にはどうも…と思っていたのですが

乗ってみたら考えが変わるくらい良かったです。

平地でできるのが良いですw

 

 

 

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 最後はREACTO DISC 4000(¥289,000-+TAX)

今後主流になると思われるディスクブレーキ採用のCF2フレームのエアロロードです。

キッテルがディスクロードでツールを勝ちまくったので、

そろそろ本格的にディスクロードの時代が来るかも。

 

 

 

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このモデルはインプレを読む前にちょっと注意です。

 

間違いなく個体差だろうと思うのですが、リムかタイヤかはたまたチューブか?

1箇所重量バランスが崩れていたのか、下りでスピードが上がるとフロントのみ共振するような振動が。

 

 

 

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時間があれば原因を探して、もしホイールなら交換して、

またはDISC 7000-Eあたりに乗って改めてリアクトディスクの

インプレしようと思ったのですが、突然の豪雨でその望みはかないませんでしたorz

なので今回のインプレは分かるとこだけ。

 

 

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前後ホイールがスルーアクスルでの固定なので、横剛性は硬い硬いと言ったTEAM-Eに匹敵します。

明らかに踏んだときの反応が早いです。

 

下りはスルーアクスルでコーナリングが違うかもと期待したのですが

前述の共振でわからずorz

ちゃんとリムブレーキとは良い意味で違うフィーリングを感じていただけに残念。

 

 

 

 

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登りはサクサク登ります

ホイールは重くなっているはずですがリアクト5000より登る印象です。

そのかわり脚にもきそうですが。

 

反面縦剛性はリムブレーキのCF2の剛性に近く快適

脚があって、ある程度距離も乗るor路面が荒れている場合は良い選択肢になりそう。

 

 

2018年モデルのリアクトはこれでおしまい。

何かの参考になりましたでしょうか?

次回は2018年スクルトゥーラに続きます。