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【CINELLI】半世紀を経てなお輝きを失わない名車「スーパーコルサ」!
by: 小西 真人

 

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1948年 チネリ創業。

1953年 ピナレロ・コルナゴ・デローザの工房が誕生。

1960年代からイタリアンブランドがロードレース界を席巻。

 

イタリアの黄金期が始まります。

 

 

 

その最盛期に生まれ、いまだ基本設計を変えないままイタリアの工房で

作り続けられている時代を超えた名車中の名車

 

 

この「スーパーコルサ」。

 

 

 

 

 

 

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〇CINELLI SUPERCORSA  ¥290,000-+TAX

 

SIZE : 52  COLOR : AZZURO LASER

 

 

 

 

 

「神は細部に宿る」と言う言葉もありますが

 

じっくり見れば見るほどその作りの細かさに引き込まれます。

 

 

 

 

 

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メッキが美しいイタリアンカットラグには小さな「チネリウイング」を刻印。

有りモノのラグを使っているのではない、と静かに主張しています。

 

 

 

 

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シートクランプを兼ねた特徴的なシートステー集合部。

ただでさえ複雑な形状なのに、バッジを埋め込む余裕あり。

 

 

 

 

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美しいカーブを描くなで肩のフロントフォーク。

ココにも深く掘り込まれたチネリウイングが。

 

 

 

 

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ワイヤーリードを兼ねたフィンを備えたBBシェル「スポイラー」。

ブランドロゴの刻印がカッコいい。

 

 

 

 

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現在のチネリはチューブメーカーの「コロンブス」の傘下なだけあって

(いわゆる「イケてるチネリ」は80年代のコロンボさん時代から始まってます)

 

 チューブはもちろんコロンブスのクロモリの名品「SL」。

 

 

 

 

丸パイプをラグで継ぐという構造上、突飛な事は出来なかったという事情は

勿論ありますが(遠目からみたら差別化はほぼ不可能でしょう)

 

だからこそ、各ブランドはフレーム細部にアイデンティティを込めたのでしょう。

 

 

 

 

 

 

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最新のカーボンフレームが持つ「機能がカタチをつくる」といった

動的なフレーム造形は確かに魅力的です。

 

 

ただ、それはそれと認めた上で。

 

 

スチールフレームならではの「シンプルな形状に凝ったディテール」という

静的な造形美を愛でるのもまた良いものです。

 

 

 

ロードレーサーの普遍的な美しさ、手に入れてはみませんか。