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ジャンルは「SLATE」? 「走る面白さ」を徹底追求した常識破りの「サスペンション付ロード!」
by: 大元英俊

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    『オンロード&オフロード』

    全てのユーザーが舗装路だけを走りたい訳じゃない。

    舗装路を颯爽と走りたい、未舗装路だってガッツリ走りたい、

    つまり「わがまま」な事にどんな道でも走りたいという思い。

    そんなユーザーの熱望を叶えてくれる一台があるんです!

    CANNONDALE

    SLATE 105

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    販売価格:390,000円+税

    クーポン還元:現金支払時39,000円分 その他支払時19,500円分


    Leftyフォーク搭載のサスペンションロード爆誕!

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    このバイクの唯一無二の個性とも言えるのがサスペンションフォーク。

    ただでさえ個性的なのに更に左片持ちフォークLeftyを入れてくるなんて、

    CANNONDALEは攻めに来過ぎです! 凄まじいインパクト。

    サスのストローク量は30㎜、小刻みな動きで路面をしっかりと掴み、

    舗装路では軽快に、オフロードでは高い安定感を与えてくれます。

    ロックリング機構もついてるので路面が変わるごとにシフトしたい。

    アウターレッグをカーボンで仕上げているの軽量なのも◎!


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    そしてさらに注目したいのはやはりホイール周り!

    ホイールはMTB向け規格650Bを採用し、タイヤは42Cという極太規格を

    採用しています。

    42Cの太さにする事で外周径は700Cとほぼ同等となり、1回転辺りの

    進む距離はロードバイクと同じになるわけですね。 

    なるほど、軽快に走る訳だ。

    タイヤの太さは勿論オフロードでの安定性に大きく寄与しています。

    エアボリュームを低めに調整する事で、本来ハードテイルやシクロクロスで

    走るような未舗装路にだって対応が可能です。

    タイヤはなんと日本の「パナレーサー」と共同開発しています。

    最近話題のグラベルキングシリーズに相当するタイヤで、

    スリックタイヤですが、未舗装路との相性が抜群なのです。


     

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    ブレーキ周りは今年から規定が緩くなり、2017年には正式解禁との

    噂がささやかれているディスクブレーキを採用。

    これなら未舗装路で泥だらけになったとしても、しっかり止まります。

    レバーはシマノが昨年発表した油圧対応のSTIレバー。

    これ単品で実は結構いいお値段をしましてですね・・・

    車体の価格はレフティフォークとこのレバーが結構ウェイトを占めてます。

    ですが握ってみると本当に引きがとにかく軽い!

    これに慣れてしまったらケーブル引きに戻れなくなってしまうかも・・・


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    細かいパーツアッセンブリを見ていくと、ステムはレフティフォークに対応した

    MTBではお馴染みのワンポイントファイブ規格。

    サドルは近年誕生し、抜群の快適性で注目度が高まっているファブリックです。

    新興ながらトップブランドのキャノンデールと繋がるとは、ファブリックやる~!


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    シートチューブ裏にはSLATEで走る宇宙飛行士(?)

    どういう意図かはわかりませんが、わかる事は一つ。

    「このバイクは楽しんで乗ろうぜ」というメッセージです。

    SLATEはレースには向かないバイクですが、自転車の面白さを

    最も追及し、そして体現したバイクだと思います。


    日本工業規格 通称JIS規格は皆さんご存知ですね。

    実はロードバイクという乗り物はJIS規格上定義があります。

    その中の一つが「700×23C以下の細いタイヤを履いている事」。

    という事は、日本的にはSLATEは「ロードバイクでは無い!」

    じゃぁ何なのか、と言われればこれは「SLATE」というジャンルなんですね。

    全く新しい新ジャンルなんですよ。 CANNONDALEの公式サイトにも

    カテゴライズは「NEW ROAD」ですからね。

    今世界的に流行りつつある「グラベルライド」に特化してる事を考えれば、

    グラベルロードとして確立した名前で呼んでも良いかもしれません。

    呼び方はどうあれ、間違いなく自転車の新しい楽しさ、気持ち良さ、魅力を

    僕たちに提案してくれる画期的な一台なのは間違いありません。

    もう一台、新しい遊び方が出来るのが欲しいとお考えの方、どうでしょう。

    ちょっと変わったこのSLATE、行ってみませんか?