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スタッフ大元本格クロス初参戦! 夜道を駆け抜けたスターライトクロス2016!
by: 大元英俊

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    こんにちばんは、東大和店の大元です。

    昨年から近所のダートを走行する為に乗り始めたシクロクロス、

    気がつけばあれよあれよとオフロードの沼にずぶずぶハマり、

    遂に火が付き今回初めての本格的なクロスレースに満を持して参戦!

    想像を超えるコースの難易度、30分全力疾走の運動強度の連続に

    全力でヒルクライムする以上にツラく楽しいレースを繰り広げました!

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    【 誤算の連続! ”死の組” C4Cカテゴリー! 】

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    ▲「 何なのこのコース 」とメガネがずれてうつむき気味な僕

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    カテゴリーレース最初の参加者が放り込まれるC4カテゴリー。

    近年のシクロクロスブームで参加者が激増し、C4だけ3組に

    分かれてレースが行われるのですが、スタートリスト発表時点で

    Y’s Roadシクロクロス部のC4参加者5人が同じC4Cクラスで競う

    という主催者側の陰謀を感じる采でチーム間でバトル勃発!

    更に2015全日本MTBダウンヒル王者永田選手とチーム右京の

    如何にも強そうな外国人メカニックさんもいるなど波乱の予感。

    後にリザルトを見て分かりましたがC4A、C4Bよりもレベルが高い

    選手が集まっていた事が発覚し、通りでキツイ訳だったと・・・・

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    ▲左上から同じ組に放り込まれた波多野さん、清水さん、荘さん、伊澤さん

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    更にエントリー時に不備があった関係で私だけ終番のゼッケン63を

    与えられ、ゼッケンナンバー順でスタートだったので最後尾列。

    勝つには目の前にいる50人以上の人達を抜かなければならない

    過酷な戦いがデビュー戦で割り当てられてしまいました・・・。


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    ▲「こんなん一息に登り切れるかぁぁあ!」という坂の乱発!

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    スタートダッシュは当然ながら超混戦状態、最後尾スタートなので

    スタートゲートをくぐった頃には先頭が最初のバンクを抜けていく姿を

    指をくわえて眺めなくていなければなりませんでした。

    「これは早めに前に出なければ何も出来ずにレース終了も・・・」

    それだけは避けなければと幅の狭いコースギリギリを攻めて抜き続け、

    時にバランスを崩し、時に転倒し、時にシケインにバイクをぶつけ、

    急こう配を登り切れずに落ちて来た選手を受け止めるなどして

    (このトラブルでスパイダーツインテールサドルが割れて殉職)

    30分、トラブルに見舞われ続けながら走り続けました・・・(疲れた)

    3周目には大方抜き終わり、そこから先は見える背中を頼りに奮起。

    そして立ちはだかったのは全日本MTBダウンヒル王者永田選手!

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    ▲永田選手に抜かれそうな瞬間、結果的に言うと抜かれた

    直線区間で抜いても、カーブや坂でテクニックの差で抜かれる!

    抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り広げるも、最終ストレートの

    スプリントでギリギリ追いつけず、0.66秒差で挿し負けました・・・

    過酷さでゴール後に寝っ転がった芝生からピクリと動けませんでした。

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    【 リザルト 】

    出走57人中13位:28分50秒90 

    ラップ数4周

    最速ラップタイム:6分52秒80

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    最初なので反省点ばかり見えるレースとなってしまいましたが、

    最後尾から44人抜いての13位なのでまずまずな結果でした。

    他カテゴリーのリザルトと見比べたらC3への昇級は難しくない

    という事が分かり、次回へのモチベーションが出来ました!

    次に向けてとりあえずバイクの担ぎの練習から始めよ。

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    ▲弱虫ペダルの作者、渡辺航先生もC4Aに参戦して52人中15位の好走!

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    ▲機材が壊れりゃ走ってゴール!シクロクロスで機材トラブルは日常茶飯事

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    ▲男女関係なくこんな坂を登らされ、そして一気に駆け下りるを繰り返します!

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    ▲仮装して走る人も少なくなく会場のお祭り感を最高潮に盛り上げてくれる


    【 4人のチーム戦!ナイトエンデューロ! 】

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    スターライトクロスの醍醐味は陽が暮れてから行われるレース!

    上位カテゴリーとチームで走るナイトエンデューロが味わえます。

    これに波多野さん、荘さん、伊澤さんの3人と挑んできました。

    2周ごとに交代し2巡目は1周交代で計12周で42チーム中10位。

    流石に4人揃ってC4での疲労が隠せず、最初の2周でへとへと。

    しかし「これが最後か・・・」と感慨深い最終周回は覚えたコースの

    攻略ポイントを踏まえて、一番楽しく走る事が出来ました。

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    ▲C2を走る府中多摩川店店長 間野さん、まとめ役お疲れ様でした!

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    ▲最上位カテゴリーでは皆が押して登る急こう配もそのまま通過し歓声が湧く!

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    ▲緩急あるコースなのに速い選手達は減速せずにスムーズに通過、凄い!

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    ▲陽が暮れても各ブースは煌々と明るく盛り上がりは続く!

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    ▲遠目からでも分かるぐらい輝かせている選手もたくさんいました


    走って良し見ても良し、シクロクロス競技は面白く奥が深い!

    レースの数も参加者も観戦者も年々増えているとの事で、

    ドンドンすそ野が広がってくれれば嬉しいですね。

    まだまだシクロクロスシーズンは始まったばかりなので、

    ぜひ観戦しに行ってみてください、デビューするのも勿論OK!

    次のレースを早く決めてすぐにでも走りたい大元でした。

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    ▲一日中お祭りだったので終わりは少し名残惜しい・・・