2020/07/07 12:53
PINARELLO
DOGMA F12 XLIGHT DISK
インプレッションお届けします。
乗った感じ
F10XLIGHTと比べて
当然ですが
フレーム剛性は上がっている
感じです。
ヘッドベアリンが
上下1.5インチ径となり
ディスクブレーキのために
最適化
腰を上げて
軽くバイクを振れば
その違いはさらに
際立ちます。
F12から
リムブレーキとディスクブレーキ
別々のプロダクトとして
設計されていることもあり
ディスクモデルとしての
トータルバランスは
ナンバリング追加に
相応しい
進化を遂げています。
東レT1100カーボンで
最初に設計された
F8からF10へ、
ブラッシュアップを重ねて
到達したF12
特筆すべき点は
全体の剛性アップに反して
パワー伝達はF10よりも
容易に感じることです。
勝てるバイクを目指し
DOGMAは
モデルチェンジ毎に
剛性アップの数字が踊ります。
65.1 → F8、12%UP
F8 → F10、7%UP
F10 → F12、10%UP
と大変なことに
なっている訳です。
しかし、
硬いバイクのイメージは
抑えられる傾向にあり
「硬いはずだが走り易い」
へ進化しています。
硬いだけの
構造体にならないように
選手、ファンライダー
問わず
人間の乗り物として
成立するように
パワー伝達と
スピード変換効率化を
向上させながらの
フレーム剛性アップ。
実際
パワーの出し易い
ケイデンスレンジでの登坂は
F10XLIGHTより
軽い気がします。
平坦基調の巡航で
ここきつい!って時も
踏ん張りが効く。
加えて
MOST TALON ULTRA
との組み合わせで
ほぼ
ワイヤーフル内蔵化され
エアロダイナミックも
向上していると思うと
エアロ効いてる?
向かい風速くね?
もうそんな気がして
ならないです。
エアロなのか?
パワー効率なのか?
もう両方でしょ!
なんて
思います。
そう、
「速い」
のです。
ペダリングパワー
300W~400W
自分的には
相当
エマージェンシーな状態で
僅かな時間ですが
この辺り、
踏んだ感じに対して
なんか
伸びがあると言うか
何と言うか、、、
ノーマルのF12より
顕著な感じがします。
DOGMAの
この辺から本気出す感じ、
あいかわらず
プロバイクの
ポテンシャルの
引き出しの深さを
垣間見る訳です。
話は変わりますが、、、
最近
自分のコーナーワークが
雑であることに
気付きました。
タイヤの性能も良くなっていますが
バイクの性能に頼り過ぎで
少々雑にカーブ曲がっても
バイクが補填しているのだと、、、
試しに
よく行く峠の下りで
攻めないまでも
丁寧にダウンヒルしただけで
タイム短縮、、
改めてピナレロハンドリング、
ディスクブレーキの恩恵
実感します。
いいバイクは
いい先生ですね。
深い引き出しを持つバイクは
一人で走らせても
楽しい。
やはり
ピナレロバイクの全てを
知りたければ
DOGMAです。