【立川東大和】1265gのカーボンホイール買っちゃいました! リムブレーキロードバイク最終カスタム『CADEX 42 TUBELESS』インプレッション
by: 大元英俊

ARGON18 GALLIUM PROとCADEX 42 TUBELESS

こんにちは、スタッフおおもとです。

タイガーさん

リムブレーキのロードバイクを完成させたい!

ロードバイクがディスクブレーキへとチェンジしていく今、
今後リムブレーキの機材は先細りの可能性が出てきました。

完全に無くなる事は無いでしょう。

でも、最高グレードの展開は無くなる恐れがあります。

ならばこそ、

今がリムブレーキ機材の到達点なはず!

そこで今回は『カーボンホイール』を新たに導入しました。

これがきっと人生最後のリムブレーキホイールです。

選んだのはCADEX 42 TUBELESS

20210928_130935

チョイスしたブランドは『CADEX』

世界一の自転車メーカー『GIANT』が起こした
レース用カーボンコンポーネント専門ブランドです。

『CADEX 42 TUBELESS』はわずか1,265gの軽さを
42mmハイトのフルカーボンセミディープで実現。

回転中にホイールバランスが整う『DBL』技術や
精密加工でベアリングの負荷を軽減するアルミハブ、
超軽量・高剛性なエアロカーボンスポークを採用した
作りに妥協が一切ないまさに究極のホイールなんです。

ホイール選びの選定基準は以下でした。

・セミディープリムである事。

・万能に使えて軽量である事。

・チューブレス対応である事。

・なんかマニアックそうな事。

候補はいくつか上がりましたが、
決め手になった理由はズバリ!

『フックレスリム』だった事です。

フックレスリムとはなんぞや?

hookless

現在『ZIPP』『ENVE』そして『GIANT/CADEX』の
3ブランドのみがリリースしている新規格の事です。

名前の通りビードが収まるフックがありません。

フックがなくなる事で得られるメリットが多数あります。

リムの大幅な軽量化と強度の飛躍的な向上に始まり
タイヤとの一体感が高めて境目の段差を減らすことで
空力性能がアップし、グリップ性能も向上します。

また23Cを取り付けた場合、25Cと同じ体積になり
実質的な軽量化にもなるのも見過ごせないメリットです。

基本的にはディスクブレーキホイールに
採用されている新しいテクノロジーなのですが、
『フックレスリムのリムブレーキ』という仕様を
『GIANT/CADEX』だけが出していたんですよ。

サイクルギークとして
惹かれないはずがない!

100kmインプレッション

20210928_130950

初乗りは平坦・山岳の様々な環境が入り混じる
『飯能/成木』エリアまで行ってきました。

まず感じたこと

『乗り物が変わった』

それを強く感じさせたのは『反応性』です。

初速からスピードが乗るまでの加速は勿論、
コーナーリングでバイクの切り替えしが
異様なまでにスピーディーで驚かされました。

フックレスリムがもたらすハンドリング性能の向上が
ライン取りの選択肢を大きく広げてくれています。

平坦での高速巡行性は語るまでもない性能ですが、
そこから更にもう一歩高い負荷に踏み込んだ時に
抵抗を打ち破るノビを体感させてくれました。

山岳ではペダリングの力を一踏み一踏み明確に伝達し、
身体が疲弊していても踏んだ力をよどみなく伝えて
今出せる力を余すことなく推進力にしている印象です。

追い込まれた状態でも進む感覚があるのは
ツラくとも踏み続ける気力にもなりました。

これを叶えたのはリム・スポーク・ハブだけでなく、
『ダイナミックバランスドレーシング』という発想でしょう。

ダイナミックバランスドレーシング

DBL

ドライブトレイン側のスポークテンションが
静止状態では不均等になるよう組まれています。

しかし回転し始めるとテンションが均等になり
回転方向へのたわみが無くなり駆動性能が向上!

これがこのホイールが持つ反応性の正体だと思います。

バイクの挙動をより直感的なものに高めて
更に高い次元の乗り物へと昇華しています。

乗ってみるまで眉唾程度に思っていましたが、
これが存外あなどれないテクノロジーでした。

総括

20210928_130935

ARGON18 GALLIUM PROは元々の性能は高く、
特に巡行性能は秀でた能力を持っていましたが
ホイールがフレームの特性を更に引き出しました。

今まで『DURA-ACE』の50mmディープリムでしたので
決してスペックの低いホイールではありませんでしたが
ハイトが低くなってもなお、平坦性能は向上した上に
400gの大幅な軽量化により登りにも強くなりました。

 車体単体重量もペダル込み6.9kg台を達成し、
名実ともに言い訳の出来ない機材になってしまい
ライドレベルを上げざるおえないというのは
喜ぶべきか悲しむべきかというラインです。 

はい、せっかく買ったので少し頑張ります!

 

次回予告

大元、電動化するってよ !

img_pop_teikinri-loan

ワイズロード東大和店アルバイト募集

 

10

9

7

8

6

12

11

ブログバナー (1)

ワイズロード東大和店 Zwifters 参加者募集中

CADEX

GOKISO

JTEKT 鬼ベアリング

ワイズロード東大和店 ORTLIEB Corner

ワイズロード東大和店 P&PCOMPONENTS POP UP STORE