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【Cannondale】乗ってみました話題の最新モデル「CAAD13」!それも結構な雨の中。
by: 小西真人

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今週の木曜日。

 

キャノンデールのニューモデル発表会「2020ブランドキャンプ」が

富士急ハイランドで開催されました。

 

 

今年は基幹モデルの「S6 EVO」「CAAD12」がフルモデルチェンジ。

 

 

話題の新型に最速で乗れるとあって期待度もマックス!

 

 

 

 

 

 

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心配だったのは天気でしたが、朝の時点では青空が。

 

富士山もキレイに見えています!

 

 

 

だが喜びもつかの間・・・

 

 

 

 

 

 

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プレゼンテーションが終わって試乗会が始まる頃にはポツポツ降り始め

 

雨の中での試乗会となりました。

 

 

 

 

 

 

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〇CANNONDALE CAAD13DISC FORCE AXS ¥590,000-+TAX

 

 

 

試乗車として用意されていたのは、アルミフレームのバイクの頂点と言って

いいほどに贅沢なパーツが搭載された「CAAD13」のフラッグシップ。

 

 

身長が近いライバル?が少なかったため、ジャストフィットの58サイズを

しっかり確保できました。

 

 

 

 

 

 

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〇まずは見た目。

 

 

シャンパンゴールドのカラーにカーボンハンドル&ピラー、e-TapAXS12速に

KNOTの45mmカーボンクリンチャーホイール採用と超ゴージャス。

 

 

これなら誰がどう乗っても好印象なのでは?

 

 

 

 

 

 

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〇乗ってみての第一印象。

 

 

28Cとかなり太目のタイヤを履いているのでゼロ発進はかなりゆったり目。

 

フレームサイズが大きいということもありますがハンドル位置も少々高めで

まるでシナプスに乗っているかのような印象です。

 

 

 

このタイヤは流石にちょっと太いのでは?と思わなくもなかったのですが

 

これは敢えての採用らしく接地面が「超ワイドリム+25C」の新S6EVOと

「ワイドリム+28C」の13で同等になるよう調整しているんだとか。

 

 

 

 

 

 

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〇乗り心地。

 

 

従来の「SAVE」ではチェーンステーとシートステーをしならせて乗り心地を

確保していましたが、この「13」ではさらに推し進めた新システムを採用。

  

シートステーを敢えてリジッド化して、シートチューブを押すリンクのような

役割を与えているという話でした。

 

 

 

コンパクト化されたリアバックと合わせて、シートチューブ+シートピラーの

縦のしなりの数値は「12」比の50%増しで増大。

  

その進化の度合いはテキメンで、12までの「跳ねない=トラクション性能重視」

から一気に「乗り心地重視」にシフトしたかの様な快適っぷりです。

 

 

 

 

 

 

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〇加速性能。

 

 

標準タイヤが28Cなので、キレキレな加速は正直見込めません。

 

ただ「28Cでなければいけない」というわけでもなさそうなので、キレ味が

気になるようならワンサイズ細くしてしまってもOKでしょう。

 

 

 

印象的なのは「静かにかつ素早く」加速していく点。

 

HI-MODで使われている高弾性カーボンの様なはじけるような加速ではなく

スルスルと何にもひっからずに速度が上がっていくような感触です。

 

ピーキーな味つけだったCAAD12と比べると「わかりやすい速さ」があまり

感じられないので、ここが評価の分かれるポイントかと。

 

 

 

 

 

 

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ですが、個人的には非常に好印象!

 

 

通勤バイクがチネリのクロモリとCAAD10TRACK(広島に持ってきてませんが)

という金属フレーム好きの琴線に響きまくりです。

 

 

 

「カーボンキラー」というスタンスを意識しすぎて、今まではカーボンバイクと

同じ土俵で勝負することを目指していたような印象でしたが

 

今回の「13」ではカーボンに寄せていくのを止め、純粋にアルミ素材ならではの

乗り味を磨いていった結果この走りが生まれたように感じられます。

 

 

シッティングでもダンシングでもスムースに足が回り、踏むペダリングでもOK。

しっとりとした絶妙な「しなり」を味わいながら軽やかに走る感覚は唯一無二。

 

 

 

 

 

 

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登坂性能や下りでのハンドリング性能、自慢のエアロ効果を試せるほどには

走れなかったのでそれらはまたどこかで確認したいと思います。

 

 

 

 

一番雨がひどい時間帯の試乗だったにも関わらず

 

「さっさと帰ろう」ではなく

 

「もうちょっと遠くまで走ってみようかな」

 

と思わせるだけの走りの魅力を持った、非常に完成度が高いバイクとして

仕上げられた「CAAD13」。

 

 

 

世界中の「アルミナティ」が狂喜乱舞すること間違いなし。

 

究極のオールラウンダーの誕生です!

 

 

 

 

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