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ワイズロードフジグラン広島店 Y'sRoad hiroshima
2022/05/17 13:39
こんにちは
広島店スタッフ 髙橋です
昨日のジロ第7ステージのデヘント先生のスプリント勝利で大盛り上がりしたら家族に騒音クレーム入れられました(笑)連日先頭引きつつ、昨日もかなり足を使っていたはずなのに最後まで足を残す老獪さ、さすが逃げマスターですね!ちなみにジロでの勝利は10年ぶりなのだとか。残りのステージも目が離せません!
さて話題は変わりまして、ウルトラ話題のパナレーサー新型タイヤの『アジリストTLR』を購入して早速200kmライドしてきましたのでファーストインプレをしようと思います!
目次
定価:¥7,370(税込)
まずはメーカーからモデル紹介文を引用します。
圧倒的な転がりの軽さを保持しながら、高い耐パンク性能とグリップ力、しなやかさをも同時に実現する究極のバランス『Panaracer Ratio』を体現するモデル「AGILEST」のTLR(チューブレスレディ)モデル。
ホイールトレンドに合わせたビード周りの設計を進めることで、装着性やマウント性、フックレスリムに対応するなど取扱いのしやすさも実現している。
このアジリストはパナレーサーが出した最新のフラッグシップタイヤで『ROAD再定義』というパンチ力のある題名をつけています。その名前を裏付けるように国内のプロレースにて既に大活躍をしています。
まずはタイヤ交換。今回はずっと変えたい変えたいと言い続けて2ヶ月以上経過したレーゼロのタイヤ(GP5000CL)を外して装着しました。
さて、TLといえばちょっとビビってしまうビードあげ。上がらない時は全く上がりませんし、上がる時はフロアポンプでもいけます。レーゼロ含むフルクラムの2WAY-FITはエトルト規格に準じており、アジリストも最新のエトルト企画に準じているため相性は完璧なはず。自宅に持ち帰って交換作業でしたので武器はフロアポンプのみです。これはダメだったらどうしようと半分焦っていたのですが、実際はびっくりするくらい簡単に上がりました!フロアポンプも高速でポンピングしたのではなくかなりスローでしたが「パキパキパキッ」と上がってくれました。エトルト同士とはいえ、ここまでスパッと入ると気持ちがいいですね。最高です。その後はシーラントを投入して一晩放置、無事エアも保持されていました。
実走行前に空気圧調整。前輪5.5bar・後輪5.8barで合わせてみました。まあ初めてなのでお試しも兼ねて少し高めです。
コースはこちら(実際は別日のマップ写真ですが大体これです)しまなみ経由の松山ルートです。
漕ぎ始めはそこまで明らかな違いは感じませんでした。 とはいえそれだけバランスがいいという意味でもあります。尖りすぎた部分がない、どこでもなんでも使えるというイメージです。
何よりも一番感動したのはその乗り心地の良さ!もっと言えば細かい微振動のなさです。もちろんチューブレスという仕組み自体もそうですが、そのしなやかさが細かい路面の衝撃を吸収してくれているのだと感じました。CLモデルなど他のシリーズと比較しているわけではないのでアジリストシリーズ共通の性能かどうかはまだ断言できませんが、TLRモデルは確実に乗り味が最高級です。
高速域でのコーナリングでの安定感はピカイチ。こちらもしなやかさと美しいラウンド形状によってオンザレールです。元々ついていたGP5000CLと余り変わらなく感じるほど吸い付くような感覚でした。
ど平坦直線ではグリップ感を感じつつも、軽やかでスイスイ進みます。ここでもしなやかさを感じることができます。ロードノイズも気になるほどではなくむしろ静かな方かもしれません。
加速時(ダンシング・シッティング)もしっかり地面をつかむ感覚があります。やはりここでもキーワードはしなやかさ。特にダンシング時はラウンド形状も相まって車体の角度を問わずグリップしてくれます。こちらはコーナリング時に近い感想かもしれません。
あくまで今回はファーストインプレ。まだ100kmですのでまだまだ足りません。耐久性も含めて今後じっくりと確認していきたいと思います。
在庫はCLモデル・23Cのみ。今後TLRモデルは順次入荷予定です。入荷後にブログアップがあるかと思いますので、気になる方は見逃さないようにお願いします!