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ワイズロード名古屋ウェア館 Y'sRoad nagoya-wearkan
2018/03/24 22:28
by FABtroni+camera様
今期初レース行って参りました!
去年、カテゴリーE1に昇格でき、その年の10月実業団輪島のレースにて
初のカテゴリーE1レースを経験。輪島でE1の選手達にボコボコにされた経験を糧に
約5か月間オフシーズン中、練習をしてきました。
初戦場所は、
静岡県伊⾖市⼤野1826
⽇本サイクルスポーツセンター:8kmサーキットコース(右回り)
日本サイクルスポーツセンターといえば
2020年東京オリンピックで自転車競技の場所として
話題になっております。
トラック競技が行われるベロドローム
当日はここでいろんなドラマが起こるんだろうなという
思いで見てきました。
コースの外側は約43度の傾斜と間近でみると壁にしか見えません。(笑)
今回私たちが戦うコースは、
梅林店長からいろいろと聞かされていた
通称:修善寺コース
通常は、5kmのコースが今回は、特別に3km伸びて
8kmのコース
梅林店長も8kmのコースは初めてのことで
どんなコースが待ち構えているのか楽しみでした。
※走ったことがある元プロ選手の方からは、
伸びた3kmが非常に過酷とのこと。
ドキドキですね。
今回の初戦、私には初めてが2つあります
〇修善寺コースを初めて走る
〇3月17日&18日と2日間走る連戦
2日目がどうなるか、足に疲労が溜まって走れるのかどうか、、、不安。
3月17日当日
カテゴリーE1スタート時間:朝8時30分
朝、5時に起き日本サイクルスポーツセンターに朝6時30に着。
準備をして、まずはコースの下見へ
↑レース時の高度データです。カテゴリーE1は1周8kmコースを6周。
1周で獲得標高200mとかなり過酷なコース。
下見の段階で、2回目の登りがかなりやばいと思いました。
2回目の登りは平均勾配7~8%で後半はMAX14%になる激坂。
私の武器は登りなので、やばいという不安と同時に私の武器が
活きる!!!と興奮したのを覚えております。
下りは、大体が高速タイトコーナーが連続していきます
下りに不安がある私としては、置いて行かれない様に
しっかりと前の選手に付いて行くと心に決めました。
下見を終え、レースへ出場するための出走サインへ行き
スタートの場所取りへ
この日の気温は先週と違って気温がグッと下がり
朝8時は4℃でした。
まじで寒い。
私の格好といいますと、
トップ:冬のインナー×半袖ワンピース
ボトム:ショーツワンピース×レッグウォーマー
by FABtroni+camera様
朝8時30分
117名によるカテゴリーE1スタート
応援して下る皆様に背中を叩かれ
いざスタート!
スタートし、約4kmはニュートラルカーが入り
前を抜いてはいけないルール。
安全の為に行うパレード走行ですね。
鼻歌交じりでサイクリングかのようなスピードで
第一の登りへ、その後下って第二の登りへ
ゆっくりと進んでいくので本当に112名でサイクリングを
しているかのような感覚です。
楽しいな~楽しいな~
第二の登りもパレード走行なので、ゆっくりと登っていくんだろうな~。
楽しくない!!!?
速い速い速い速い!!!!!!!!!
なんじゃこのスピードは!???
カテゴリーE1のパレード走行ってこんなにも速いの!???
周りの選手達からもザワツキが、、、、
MAX14%になる登りでもスピードは落ちることなく
もう息はゼーゼーのパワーは6倍で踏んでいる状態。
この時の心の叫びは
【まじかよっ!!!!???】
その後の下りも速く、結構疲れた状態で第3の登りへ
登りの途中で、ニュートラルカーがいなくなり本格的にスタート!
先頭の選手達から10m後ろでスタートした私。
先頭からドンドン離されていきます。
ただし、登りが武器の私は意地でケイデンスを上げて
前へ前へ行きますが、カテゴリーE1の方々の登りが
速い!!!私の武器であるはずの登りが武器にならない!?
オリハルコンの剣だと思っていて鞘から抜き出したら
胴の剣だった絶望感、、、、、、
【絶望感なんてダメだダメだ!】
オフシーズンに練習したことを思い出して
必死で付いていきました!
登りも下りも速い周りの選手達。
何とか食らいついていき、まずは1周が終わりました。
残り、5周。
【スタートしたら後は、ゴールするしかない】
登りは、他の選手達と渡り合えるから、下りを
頑張ろうと心に決めました!
周回を重ねていくごとに徐々にですが、
下りのコツというものを習得してきました。
速い人の後ろを何とかトレースして下る。
私自身何とか下りをこなしているだけなので、
私の後ろの選手に迷惑をかけたかと思います
この場をお借りしてすみません。。。
2周、3周、4周としていると自然と10名ほどのグルペット
ができあがっておりました。
そのグルペットで、
周回を重ねるごとに先頭からは1分から1分30秒の差が生まれて
いきました。
ルールとして、先頭から10分離されると足きりになります。
リタイアです。
それだけは、避けなければいけないと、このグルペット内
共通認識で協力して走っていました。
by FABtroni+camera様
協力体制に入り、周回を重ねていきます。
ラスト6週目に入り、ラスト周回ということもあり、
グルペット内が活気づきました。
私、その活気に負けじと第一の登り、第二の登りで仕掛けました。
徐々にスピードを上げて引き離しにかかりました。
登りが終わりになるところで3名ほどの逃げになりましたが、
2回目の下りで差を詰められ振出しに戻る。
さらに、第3の登りでも仕掛けようと思いましたが
足に痙攣を覚え力が出ず、集団の後方で何とか耐えて
食いついていきました。
下りは離されたら終わりだと思い、必死に付いていきました。
6周目ともなると慣れてきたのか、
綺麗に下ることができました。
下りが綺麗に出来ると不思議とアドレナリンが出て
脚の疲れも吹っ飛んでいきました。
所謂ゾーン状態だったと思います。
グルペットは活気を保ったまま、これと言った
アタックが決まらず、グルペット状態で
最後のスプリント勝負へ
ゾーンに入っている私
最後のスプリントでもがきにもがき
もがきもがきもがきもがきもがき!!!
スプリント力のない私は、もがいた末後方へと散っていきました!
そのグルペット内で最後にゴール!
皆様速い!!!
117名出走&完走者81名
私の結果45位トップから8分45秒遅れ。
何とか完走したぞレベルで終えました。
レースを終えて最初に思ったのが
【楽しかった】
です!
周りの選手たちのレベルが高くて
その場で走っている自分がいる。
そして、彼らの技術を間近で見ること出来、
イイ勉強にもなりました。
その中で次レースへの課題としては
〇下りの技術
〇下り終わってから登りへと切り替わる時の
ギアのチョイス&ペダリングの仕方。
〇FTPの向上
以上を当面の課題として練習に励んでいきます。
今回のレースでの心拍とパワーのデータです。
集団内で走っていたので、
パワーを出すとこは出して、休むとこはしっかりと
休んでいると思います。
レース中はパワー表記のみを見ていました。
実際に脚を使っているかどうかの数値を表して
くれるので、登り以外の所で休めているかを
常に見ておりました。後は、パワー表記をみながらの
ギアのチョイスです。
アウターにするかインナーにするかを
このパワー表記を見て決めてました。
心拍は後で見て驚いたのですが、
ゾーン5に達してなかった。
高心拍で走る事を今レースではしていなかったのです。
もっと追い込めたはずということが分かりました。
もしくは、追い込めれなかったとも取れます。
実際に練習でゾーン5まで追い込んでいなかったので、
それがそのままレースに出てしまった。
ゾーン5での練習を次レースまでに
行おうと思います。
今レース非常に楽しくもあり
悔しさもありでした。
次レースは、4月8日と直近にありますので、
何とか鍛えていきたいと思います!
DAY-2
ちなみにDAY-2は
119名出走&完走者84名
私、結果50位トップより6分14秒遅れ
DAY-1終わってからの
必殺COMPRESSPORTのフルソックスを履いて寝たおかげで
脚が回復し、気持ちよく走れました。