【千原式バイアスロン】今年も行きました都心から富士山登頂まで。
by: 千原裕年

やっと梅雨が明け、本格的に夏らしくなってきましたね!

まいどどうも、ワイズロード渋谷本館のナチュラルボーンモンスターこと千原です。

 

梅雨明けしょっぱなから富士山に行って来ました。

ここ四年ほど毎年恒例となる都心からロードで富士山まで行く、千原式バイアスロン。

もちろん帰り道もロードですので、ロングライド+登山+ロングライドって感じです。

片道約135kmで往復270kmとロングライドでは、まだまだ序の口って感じでしょうか。

行きは、多摩川から道志道を通り山中湖へ行くルートなので道志道と山伏峠が辛く。

帰りは、富士から大月に下り20号で高尾山方面へ、疲れた身体に大垂水峠が地味に効きます。

峠を越え、富士山登頂と考えると結構キツイライドだと思います。

 

 

DSC_1179

↑ 道志道を入ってすぐに最高地点に出くわしますが、ここから先が……。 

 

 

道志道は2020年オリンピックのロードレースの地になりますので、平日でもローディが多い。

車もオートバイもそこそこいますが、交通量自体は多くなく信号も少ないです、

更に渓流沿いで涼しく、細かいアップダウン多いので走って楽しい場所なのでオススメです。

 

 

DSC_1181

 ↑ 道の駅道志にて休憩中。

 

 

ちなみに、今回は新宿本館のボクサー松本さんにも来ていただきました。

松本さんは去年、富士吉田まで輪行で来てヒルクライムと帰り道を共にしましたが、

今回は行きもロードです!全行程参加!

松本さんは道志道など初めて来る場所ばっかりなので私が先導しておりました。

二人のバイクは、私がTREK EMONDA ALR 5。

松本さんが、CORRATEC DOROMITI 105。

二人ともSHIMANO 105装備のアルミバイクです。

アルミバイクですが問題なく走破出来ました。

 

 

DSC_1180

 ↑ タイヤがめっちゃモチモチ?しています。

 

ちなみに、ホイールとタイヤは流石に良いのにしてあります。

ホイールはMAVICのカーボン丸スポークが珍しいR-SIS(フロントはKSRIUMです)

タイヤはいま、オススメ度の高い台湾ブランドMAXXISのHIGH ROADって商品です。

 HIGH ROADは、あとで別にブログで紹介しようかと思いますが、

かなり良いですね!コーナーで膨らむことが無く安定感が抜群に良い。

 

 

DSC_1182

 ↑ 正直、道の駅道志~山伏トンネルまでの登りがかなりキツイです。

 

 

さて、山伏トンネルを超えて山中湖までは残り下りだけ。

山中湖まではカーブの少ないほぼストレートの下りなのでめっちゃスピードが出て楽しいです。

60km/h以上で下っても安心できるのほどストレートなのですが、気を付けましょうね。

 

 

DSC_1185

↑ 山中湖遠くに白鳥の遊覧船がいました。 

 

山中湖ではサイクリングやボート、ジェットスキー、水圧で飛ぶフライボードなど

レジャーを楽しんでいる人がいっぱいいました。フライボードとかめっちゃ楽しそうでした。

山中湖を北回りに進んでいき富士吉田市に入っていきます。

私は今日ウィンドブレーカーを忘れてしまい……ってか家でずっと探してるんですが出てこず。

もぅしょうがないからと道の駅「富士吉田」にモンベルショップさんがあるのでそこで購入。

痛い出費でしたが、これが無いと頂上で凍え死ぬ確率がぐんと上がるので背に腹は代えられず。

 

 

DSC_1186

 ↑ 道の駅「富士吉田」のマスコットキャラ?の桜織ちゃんです。目がデカイ!

 

 

ついでに道の駅で富士ヒル用に補給しときましょう。

富士吉田市なので、ここはやっぱり吉田うどん!うどんめっちゃ太くて硬いのね。

歯ごたえ抜群でした。ちなみに道の駅「富士吉田」のうどんに乗っているお肉は馬肉で、

隣のメンチカツも馬肉メンチなんです。ちなみにこのメンチがめっちゃ美味しいので

道の駅「富士吉田」に立ち寄った際には是非ご賞味下さい。マジで旨かったです。

 

 

DSC_1187

 

 

DSC_1188

 ↑ ちなみに新宿本館のボクサー松本は富士山カレーを食べてました。

 

 

さて、腹ごなしも終わりちょっとマッタリしちゃってましたが、

ようやくメインディッシュの富士山ヒルクライムです。

下の富士スバルラインの料金所から5合目までは23.5kmなんですよね。

平均斜度は6%くらいですが、なにぶん距離が長いのでマッタリ登っていきます。

 

 

DSC_1189

 ↑ バスがバンバン通るので煽られないように注意です。

 

 

元々、ヒルクライムは苦手だけど好きっていう感じなのですが、

最近は自分の中で登り方っていうのがわかってきた感じで楽に登れるようになってきました。

やっぱりヒルクライムは自分の中でヒルクライムの経験値を上げていかなきゃ上手くならないので

いっぱい登って登り方を覚えなきゃいけないと思いますね。

 

 

DSC_1190

 

 

さてさて、20時16分に富士山5合目に到着です。さっきのスバルライン料金所が17時18分なので

3時間くらいずっと登っていたのですがタイムとしては平凡以下って感じですね。

まぁ、毎回道志道も走って、ここまで135km走っているので許してください。

もう、足が売り切れているんです。

そして、登山用に持ってきたウェアに着替え、腹ごしらえを済ませ

21時30分、登山開始です。 

 

 

DSC_1192

 

 

ちなみに、弾丸登山は高山病の心配が強くなりますので、皆様は余裕を持って登山して下さい。

私と松本さんは、お互いぺちゃくちゃ喋りながらバンバン登っていきますが……。

この日は、梅雨明け直後という事で空が澄んでいて星が綺麗でした。

富士山から吹き下ろす風も微風でそこまで寒くはない。

ただ、眠気は半端なかったです。

 

 

DSC_1194

↑ 前回、天候不良で下山を強いられた8.5合目までやってきました。

 

 

しかし、今回はここからが大変でした。

ツアーの団体客が多すぎ問題で8.5合目から頂上までは大渋滞で全然登れず。

海外からのお客さんが多いのでガイドさんも大変だなーって見てました。

パッパパッパっと登りたいところですが列を守りながら、寒さに耐え忍んで行進していきます。

なんだか冬のコミケを思い出しました。ハハハ。

 

 

DSC_1195

 

 

DSC_1196

 ↑ 鳥居と狛犬が見えたら頂上も近い!しかし、誰だ狛犬をシーサーって言ってた外人はw

 

 

頂上に着いた事には東の空はほのかに明るくなっておりました。

本当はもう少し早めについて星を眺めたかったのですが、残念です。

まぁ、この夜が明けていく瞬間が一番の楽しみなので良しとします。

ちなみに東南東の空にはこんな雲が……。

 

 

DSC_1198

 ↑ 分かりづらいですが、異様に大きく中心では雷も発生しておりました。ラピュタか!?

 

 

ラピュタは本当にあったんだ、父さんは嘘つきじゃなかったんだ!と思ったのですが、

雲は次第に形を変えながら、徐々に崩れていきました。多分バルスったのでしょう。

 

 

DSC_1200

 

 

そしてご来光 の瞬間。

 

 

DSC_1201

 

 

あぁ~。日の光が暖かいんじゃぁ~。

ちなみに、この日の山頂の気温は3度なので都心の12月1月よりも寒いんです。

しかし、見事なまでの雲海ですね。一面もくもくです。

 

 

DSC_1202

 

 

DSC_1205

 

 

この後は山頂で朝ごはんを取りながら所々で写真撮影。

時刻は午前5時19分なのですが、めっちゃ明るいっすね。

 

 

DSC_1206

 

 

でも、下山時はこんな感じ。

さすが山の天気は変わり易い。

手振れじゃなく通常の視界不良です。

 

 

DSC_1207

 

 

さて、下山完了。着替えも完了し富士山を後にします。

登りは3時間かかりましたが、下りは30分という……。

ちなみに下りでは新作タイヤの性能テストも兼ねていたので、

富士山下りのヘアピンカーブを55km/hで攻めてました。

膨らむ気配が一切ないのでメッチャオススメです。

下りきって、朝ごはんを食べ、帰路につきますが、もう一個行ってみたい場所が……。

 

 

DSC_1208

↑ リニア\(^o^)/

 

 

道の駅「つる」にほど近いところにリニア見学センターってのがありまして、

前々から来てみたかったんです。遠足なのか園児がいっぱいで落ち着けませんでしたが……。

リニアは浮遊状態の速度が500km/hを超えており、

館内からすぐの所をリニアが横切るのは圧巻でした。横切っても一瞬でした。

二階はテラスになってて通り過ぎる瞬間を見れるのですが、とにかく風圧がヤバかった。

ちなみに、あまりにも眠すぎてリニアの解説は頭に入ってきませんでした。ハハハ。

 

その後は、20号線沿いに走り大垂水峠を超えてマッタリ帰りました。

 

往復走行距離270km+登山と夏満喫プランでした。

やっぱり夏は海、山、に行かないとね。

ちなみに、8月のお盆には父方の実家である岐阜県高山市まで自転車で行こうかと計画中です。

それでは皆様、自転車で夏を満喫して下さい。ではでは。