【私の逸品】　７９５エアロ３０周年＋QRINGS＋ADH2
by: 野澤 伸吾

 

アナタの友達が・・・

『ロードバイクってどんなの？』

って　聴いて来たら・・・・・・

これを見せよう。

ええ　　LOOK社の送り出す傑作

７９５の３０周年記念モデル

 

LOOKの上位機種の魅力の根源は

そのクランクにあります。

その　進化形がZED３でございます。

今回は事前に・・・

↑　LOOK　純正の真円チェンリングと

【クランクアームの形状に合ってます】

 

↑　楕円のQRINGSを選んでもらいました

 

意外にもQRINGSの方がお安いし！

 

楕円にチャレンジ！

オーナー様はこのワイルドな外観をお選び

 

 

 

さて・・・

ZEDクランクは特殊なクランクで

１７０　

１７２．５

　１７５ｍｍのクランク長を選べます

オムスビ型の偏芯部品で変えるので・・・

↑　そのクランク長さによって

 

クランク芯がずれる

 

 

ですので　QRINGSの三番位置が必ずしも

チェンリングボルトと合わない可能性があるの

↑ZED３にQRINGSが初めてだったので

キチンと計測しました

↑どうやら　１７０ｍｍのときは

三番のボルト位置が三番に一番近い

１７２．５ｍｍだと二番が三番に近いと思います

 

 

 

もうひとつ

７９５の組み立てコツ・・・

↑ZED３クランク組み付け時に感じるのが

ロックリングの嵌め難さ。

ネジピッチが大きくて

嵌め難いです。

単品で嵌めてみると良くわかるのですが

【両者が嵌る位置は　一箇所しか無い】

ですので　事前にマーキングしておき

↑その　位置で嵌めるやりやすい

この締め付け工具の取り付け角度も

注意しないと　フレームやクランク裏側に

傷をつけてしまうでしょう。

 

 

 

新型のADH2が難物

 

今回は素敵なハンドル

ADH２ハンドルを使います。

この分解図にある

部品２３＆２４に対し部品３２を挿入するのが

メチャ硬いです。

それは必要なことなんですが・・・

無理にプライヤーや万力で押すと

 

たぶん３２は壊れますね。

 

 

まあねフランス人が不親切なんですが

だからといって　無理な作業では

本職とはいえないので

なんとか方法を考える

３０秒で思いついたのがこの方法

 

 

 

で　閃いた圧入方法が

↑　これね

★ブレーキアウターの切れ端で

３２番の奥端部を押すのがポイントです

★最後に段差が４２．５ｍｍになるのも重要です

今回もDi2配線を　

スッキリ優先で組みました

この方法は　輪行時や車載時に

Di2をオフに出来ないのがデメリットですが

↑７９５の場合

このように　本来ジャンクションが付く場所に

W111を配置すれば　簡単に電源切れますね

素敵な相棒が完成しました！

↑　オーナー様が眺める風景

素敵です♪

納車が楽しみです

ｂｙ野澤