日本最大級のスポーツサイクル専門店!日本で最初のクロスバイク専門館!
2019/04/24 22:54
当ブログをお読みの皆様こんにちは!
新宿クロスバイク館の藤平です。
4月と言えば新生活の為に引っ越しをされる方も多い季節
私の友人も引っ越しをする事になり
「転居先で置けないから」という理由で
自転車を譲っていただく事に。
その自転車がこちら!
FELT B16(2012)
いわゆるトライアスロン系の自転車です。
街中での使用が難しいDHバー先端に
シフトレバーが配置されていたりと
完全に競技用の設計
完全にオーバースペックな一台です。
元の持ち主が私より少し身長が高い事もあり、
サイズも一つ大き目。
このままでは完全に持て余します
そんな時、同FELT社のARシリーズを見た私は思いつきました。
「これ、エアロロードに出来ないかな・・・?」
もちろんフレーム設計が違うので
完全なロードバイク化は出来ませんが
使いやすいようにカスタムする事は可能かもしれません。
手持ちのパーツを掘り返し「いける!」と思ったので
元の姿の写真も撮らずに作業開始!
そして完成したのがこちらです!
FELT B16
ドロップハンドルカスタム
メインコンポーネントには
SHIMANO TIAGRA(4700系)を使用。
4700系は他型番との互換性がありませんが
走行距離がかなり短い一台だった為
車体に付属してきたフロント変速機、
スプロケット、チェーンを流用しました。
(※メーカー非推奨の組み合わせは自己責任です。)
リア変速機はワイヤー引き量の互換性が無いので
4700系の物を使用
クランクはSHIMANOのカタログ外モデルの物
(FC-CX50)
ノーマルのクランクが少し長かった為170mmの物に交換
チェーンリングはプラクシスワークス社製の
歯数52/36に変更。
BBはTOKEN社のセラミックBBを使いました
鈍感なので普通の鉄球BBとの差は良く分かりません(笑)
ペダルはSHIMANOのロード系SPD(Aシリーズ)
MTB系のSPDより少し固定力があります。
シューズをMTBと同じ物で乗りたかったので選んだのですが
ペダルが地面に当たってしまうため交換予定です・・・
ハンドルはPZ Racingのアルカーボン(アルミ芯にカーボンをラップした物)
形状も少しエアロですし、
ワイヤーの通しがお気に入りです。
ステムクランプ部分がアルミ製のため
カーボンハンドルのように締め付けトルクを厳重に管理せずに
ある程度アバウトに締め込めるので
出先での角度調整などが気軽に出来ます。
(※まだポジションが完全ではないのでバーテープは巻いていません)
上ハンドルのポジションがかなり握り易く
ブラケットポジションでもいい感じに落差が出ますね
ホイールは純正の物が重かったので
手持ちで余っていた旧型ZONDAに変更
トライアスロンのように一定の速度で走り続けるなら
ホイールの重さはあまり気にならないと思いますが
街中でのストップ&ゴーではデメリットが大きいです。
2WAY FITのZONDAなので
ロードチューブレスのテストにもってこいだと思い
IRC FOMURA PRO TUBELESS Lightを使用
ナローリムのZONDAなので23Cを選択
B16はリアホイール位置をスライド調整出来るので
タイヤの太さ選択肢の自由度がかなり高かったりします。
フロントも意外に余裕があるので、28Cくらいまで履けそうな気がしますね。
なんとなく空力が良くなりそうな気がするのと
見た目的にも好みなので
ホイール取付位置はかなりツメツメにしています
(ちなみに紙を挟んだら落ちないくらいの詰め具合です)
ブレーキだけは高グレードパーツをという事で
6800系アルテグラのキャリパーを使用したのですが・・・
リアブレーキ稼動時にクランクと干渉するので
近々交換する予定です・・・
サドルはシンクロスのRP1.0を使用
カーボンレール対応のシートポストを普段使わない為
家で不良在庫になりかけていたサドルがやっと活躍出来ます(笑)
使用感は「普通」な座り心地
良く言うなら違和感が無いといった感じでしょうか
正直あまりサドルに拘りが無いタイプなのでレビューには向いていないですね(笑)
サドル後ろにボトルケージを配置していますが
これはシートポストがエアロ形状で
リアライトが取付出来なかった為
苦肉の策として取り付けたボトルケージ台座を
有効利用した結果です。
フレームにボトルケージを取り付けるより
空力的には良くなるんじゃないかと思います。
ステム上にはカメラを取り付けてみたのですが
ワイヤーの取り回しと干渉するので取り外しの予定です。
組立から200km程の走行をしての感想ですが
「エアロロードともまた違うが、これはこれで面白い」
という感じです
一番違いを感じるのはシートアングルが立っている事ですね
ロードバイクよりもペダルを踏み降ろす感じが強いです。
DHバーを握っての走行がメインで設計されているので
シートアングルを立ててトップチューブは短め。
フレームサイズが少し大きい為
ロードのジオメトリで考えればトップ長はちょうどいいです。
しかし、ロードバイクよりも乗車位置が少し前になるので
クランクとの位置関係が全く違いますね。
脚が短い私にとってはこれがかなりちょうどいいです。
普段ロードバイクでもオフセット0のポストに交換して乗るので
違和感はほとんどありません。
フレーム設計として嬉しい誤算だったのは
クランク位置がいつもより後方のため
シューズとタイヤが干渉しない事。
低速での鋭角コーナリングでも安心して曲げられるので
取り回しは意外と良いです。
お気に入りのポイントは
ハンドルからフレームに伸びるワイヤーの取り回し
見た目的には非常に気に入っているのですが
カメラやサイクルコンピュータなどのアクセサリーを
ステム上に付けたい場合はとても邪魔(笑)
まだまだ改良の余地は多く、テスト途中の車体ですが
今後改良したらまた投稿しようと思います。
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