CANNONDALE 一部車種・年式自主点検のお願い
CANNONDALE社の以下の車種・年式において、一部でBB軸の破断に繋がる事例が確認されました。大変お手数ではございますが、お客様による自主点検をお願いいたします。
ご自身による点検が困難な場合は、弊社店舗にて無料点検を実施いたします。自主点検・店舗での点検により不具合が見つかった場合は、
弊社販売分及び弊社のメンテナンスに起因するものは弊社店舗にて無償整備をいたします。
一部店舗を除いて作業は予約制となりますので、事前に各店へお問い合わせください。
対象車種
【自主点検の対象車種と不具合の内容】① SUPERSIX EVO 2016~2019(HiMod、Discモデルも含む)
キャノンデール社の工場出荷時点(2016年初期生産ロット)、および弊社での整備・メンテナンスにおいて不具合を生じる誤ったワイヤリングが行われた恐れがあります。
② SYNAPSE AL DISC 2014~2019
③ CAAD12 2016~2019(Discモデルも含む)
④ SLATE 2016~2019
一部生産ロットにおいて、ワイヤーとの摩擦による経年劣化により、BB下ワイヤーリードに不具合を生じる事例が報告されています。
点検方法のご案内
① SUPERSIX EVO 2016~2019(HiMod、Discモデルも含む)(1)シートピラーを抜きます |
(2)シートチューブ上部よりBBを覗きます
(3)BBの上にワイヤーが見えれば問題ありません。 見えにくい場合はライトで照らしてご確認ください |
もしBBの上にワイヤーが見えなければ、直ちに使用を中止し、最寄りの弊社店舗へご連絡ください。整備日程の調整をさせて頂きます。
部品交換が必要な場合、手配にお時間をいただく可能性がございます。あらかじめご了承ください。
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② SYNAPSE AL DISC 2014~2019
③ CAAD12 2016~2019(Discモデルも含む)
④ SLATE 2016~2019
BB下ワイヤーリードが上の写真Aの場合、対策品(写真B)への交換が必要です。対策品には左右に金属の補強が見えます。
もし写真Aのワイヤーリードが付いていても、写真A’のように
•黄色で示したcの位置にジップタイがあり、切れていない、強く引いても外せない
※Discブレーキモデルのみ。リムブレーキモデルには、ジップタイプは元々付いていません
•a、bの箇所にワイヤーが保持されている
•a、bの箇所のワイヤーリードが削れていない
という状態であれば当面のご使用に問題はありません。※Discブレーキモデルのみ。リムブレーキモデルには、ジップタイプは元々付いていません
•a、bの箇所にワイヤーが保持されている
•a、bの箇所のワイヤーリードが削れていない
ただし、今後不具合が発生する可能性があるため、最寄りの弊社店舗へご連絡ください。整備日程の調整をさせて頂きます。
※2020年7月現在、交換用部品が不足しているため、部品の入荷後に順次交換させていただきます。入荷は9月以降を予定しております。
もし写真Aのワイヤーリードが付いており、写真A’のc位置にジップタイが無い・切れている・すぐに外れた(Discブレーキモデルのみ)、ワイヤーリードが削れている・ ワイヤーとBB軸が接触している(リム・Discブレーキとも)、等の場合は直ちに使用を中止し、最寄りの弊社店舗へご連絡ください。整備日程の調整をさせて頂きます。
部品交換が必要な場合、手配にお時間をいただく可能性がございます。あらかじめご了承ください。
SUPERSIXEVO 参考資料
右図の2.のワイヤー(リアディレーラー用のシフトワイヤー)がBB軸上部を通っているのが正しい組付け状態です。 BB軸の下を通っている場合は、BB軸に深刻なダメージを与え、場合によってはBB軸を切断する恐れがあります。 |