2019/10/27 12:46

【カスタム】MTBをアップグレードするならまずはここ！ブレーキのアップグレードお勧めです。
by: 龍野旭飛

【カスタム】

MTBをアップグレードするならまずはここ！ブレーキのアップグレードお勧めです！

「MTBをアップグレードしてみたいけど、どこから変えれば良いの？」

とお悩みの方いらっしゃると思います。

そんな方にお勧めなのがブレーキのアップグレードです！

昨今のMTBのほとんどが油圧のディスクブレーキになっています。

価格が7万円を超える車体だと、SHIMANO製油圧ブレーキが付いていることが殆どです。

しかし、このクラスのブレーキはSHIMANOの油圧ブレーキの中では最も安いクラスです。

もちろん油圧ディスクブレーキなので街乗りなどの通常用途では十分な制動力がありますが、

本格的なMTBコースや下りの長いトレイルでは、制動力やコントロール性、

指の疲労に不満を覚えることがあるかと思います。

さらに上位グレードのようにメタルパッドの選択肢がなくレジンパッドのみになっているので、

ちょっとしたフィーリングなどの調整が難しくなっています

そして本題の「ブレーキをアップグレードしよう！」となった場合に私がお勧めするモデルが、

「SHIMANO M8100 XT」です。

シマノのMYBコンポーネントの上から2番目(ロードでいうアルテグラグレード)のモデルです。

ローター径、パッド材質、に加えキャリパーでもブレーキの効きやフィーリングを変える事が出来ます。

またSHIMANO製ですので、MAGURAやAVIDに比べブレーキパッドやフルードの入手性に優れています。

【ブレーキレバー】

SHIMANO DEORE XT M8100

( レバー左右セット）¥13,700

一個下のSLXとの大きな違いとして、XTにはフリーストロークアジャストがついているので、

初期レバー位置からパッドコンタクトまでの距離を手のサイズ、ライディングタイプ、

そしてそれぞれのライダーの好みに応じて調整が可能です。

モデルチェンジに伴いブレーキレバーのクランプ方式が大きく変わり、

確実に体感出来る違いでの剛性がアップしています！

この高剛性はメインのクランプの他に赤点の部分がハンドルと接することで実現されています。

この新しいタイプのクランプ方式は新型SLX(M7100)にも採用されているので、

フリーストロークアジャストが要らないという方はSLXでも良いかもしれません。

個人的には片側で1000円程しか価格が変わらないのでXTをお勧めします。

【ブレーキキャリパー】

M8100シリーズのキャリパーは対向2ピストンのBR-M8100と、対向4ピストンのBR-M8120がラインナップされています。

BR-M8100

メタル、フィン付き（J04C）￥5,737＋税

レジン、フィン無し（G03A）￥4,682＋税

2ピストンモデルのBR-M8100は、軽量性に優れ、信頼性の高いストッピングパワーを備えるモデルです。

重量が重視され4ピストン程制動力が必要ないクロスカントリー向けのモデルになります。

BR-M8120_C219_1_310_310

BR-M8120

メタル、フィン付き（N04C）￥10,716＋税

レジン、フィン無し（N03A）￥9,664＋税

BR-M8120はあらゆる条件で安定したブレーキングパフォーマンスと,

信頼性が高く、より強力なストッピングパワーを備えています。

4ピストンキャリパーは下り坂での自信とコントロールを向上させます。

実際に取り付け工賃を含めた費用です。