【お客様の一台】デュラエースでもe-TAPでも無い！セミワイヤレス式のあのコンポに載せ替えましたCAAD12 「F-FORCE WEカスタム」
by: 金澤 義彦

 【お客様の一台】
デュラエースでもe-TAPでも無い！セミワイヤレス式のあのコンポに載せ替えました
Cannondale CAAD12 「F-FORCE WEカスタム」

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スタッフ金澤です。
今回は常連様よりコンポーネント載せ替えの依頼をいただきましたのでご紹介・ご報告します！ 

5年ほど前、FSAが発表しましたセミワイヤレス式のコンポーネント
「K-FORCE WE」。
「レバー部分」と「FD/RD/バッテリー」をワイヤレスで繋ぐ、いわゆるセミワイヤレス式を採用した電動コンポーネントです。

世界的シェアとしてはシマノDi2やSRAM e-TAPの方が圧倒的に大きく、なかなかインプレ記事も見つけられないこのコンポ。ワイズロードスタッフでも使用ユーザーは私の記憶だと一人しかいません。

そんなレアなコンポをぜひ触ってみたい！ということでオーダーいただきましたK-FORCE WEカスタム。
ベースバイクは以前私が担当させて頂きました、キャノンデールが以前行っていたカスタムオーダーサービス「キャノンデール・カスタムラボ 」にて作り上げたオリジナルカラーのCAAD12！

私自身も初めて触るK-FORCE WE。メーカーさんにアドバイスをいただき、無事完成しましたので紹介いたします！！

（ポディウムY本さん、ありがとうございました）

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ブレーキ/シフトレバーは若干外側にオフセットしていて握りやすい。
ブラケット部分もとってもシャープ！

スイッチが二つあるように見えますが、実際は一つのスイッチを真ん中で固定させ、シーソーのように上部・下部を押して変速します。 

スイッチの割り振りは専用スマホアプリでいつでも変更可能。

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FDはK-FORCE WEの中心部とも言えるパーツ。

●電源ON（OFFは手動でも自動でもできます）
●バッテリー残量確認
●設定モードへの移行スイッチ

などを担当します。

FD・RDとバッテリーを有線で接続し、電力を供給します。

（余談ですが、今回のCAAD12はシートポスト経が25.4と特別細いモデルだったので、バッテリー内蔵に少々難儀しました）

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充電はRDから行います。
RDからケーブルを外し、充電器に接続。  

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キャリパーブレーキは軽量性を意識したとってもシンプルな機構。
ペア重量299gとデュラ9100系キャリパーブレーキ（326g）よりも軽い！

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クランクセットはカーボンアーム＋アルミチェーンリング。
いつも漢ギアなS様は53-39をチョイス。

クランクの重量は公式値579g。こちらもデュラエースより軽い！

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スプロケは チタン製。
重量は公式値203g（11-28T）。デュラ比較ではほんの少し軽いぐらい。

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操作方法が独特なK-FORCE WEですが、少し試走しただけですぐ慣れましたし、電動変速独特の速く・正確なシフトチェンジはやはり楽しい！

S様にとって初めての電動コンポ、大変ご満足でお帰り頂きました。
きっと今頃ライドを楽しんでおられる事でしょう。

ワイズロード上野本館ではコンポーネント乗せ換え依頼もウェルカムです！
スタッフまで気軽にお尋ねくださいませ！

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