MAVICはUSTやチューブラだけじゃない！軽量フルカーボンクリンチャー派の方は必見！
by: 上野アサゾー

 

 

 

 

 

 

 

MAVIC

17’　COSMIC PRO CARBON SL C

 

 

 

 

 マビックが満を持して発表したフルカーボンクリンチャー、キシリウムプロカーボンSLとコスミックプロカーボンSL。

 

 

 

当時、これまでマビックがフルカーボンクリンチャーを発表しなかったのは、技術力が不足していたということではなく、過酷なプロレースの現場を熟知していたから。

 

 

マビックの上位グレードに冠される「SSC=SPECIAL SERVICE COURSE」は、単にハイグレードだというだけの証明ではありません。

 

極限環境にも耐える、高い信頼性の証なのです。

 

マビックは長らくロードレースの現場でニュートラルサポートを行ってきましたが、そんななかで他社のフルカーボンクリンチャーホイールがトラブルを起こすさまも目撃してきました。

 

たとえば、ツール・ド・フランスと同じコースをアマチュアが走れる「エタップ・デュ・ツール」。

 

このレースでマビックがサポートしたホイールのトラブル100件の内、なんと38件が他社製カーボンクリンチャーリムの熱によるトラブルだったと言います。

 

 

 

 

 

 

 

リムの開発にあたり、複数のカーボン素材を様々な組み合わせで構成した20以上ものプロトタイプを用意し、耐久性、剛性、推進力、そしてブレーキ性能のベストバランスを追求。

 

前作「コスミックカーボンCC40」と比べ、耐過重性能は同等なのに重量は100g軽くなっているというから驚き。

 

ブレーキ性能を高めるために、カーボン素材だけでなく、表面処理も選り抜きの工法を採用。

 

リム表面のレジン（樹脂）をレーザーで焼き、カーボンウィーブ部分を露出させる「iTGMax」で、ドライコンディションはもとより、ウェット時でも高い制動力を発揮。

 

これまでアルミのリムベッドが占めていた空間もカーボンに置き換えられ、一気に軽量化。

 

その代わり、リムベッドがいた空間はワンピースのカーボンで成形され、強度をしっかり確保しました。

 

 

 

 

 

 

シンプルなデザインで空気抵抗を抑えたフロントハブ。

 

キシリウムプロカーボンとほぼ同様のものながら、スポークは単なる扁平形状ではなく、レンズ状の断面を持つ空気抵抗の少ない物。

 

エクストラワイドフランジで、横剛性を確保しています。

 

 

 

 

 

 

リアハブもキシリウムプロカーボンとほぼ同様なのですが、このことは、実はコスミックにとって非常にエポックメイキングな出来事。

 

これまでコスミックシリーズは伝統的に、右側タンジェント、左側ラジアル組を採用してきました。

 

ですが、キシリウムが採用するスポークパターン「イソパルス」は、右側をラジアル（擬似ラジアルの場合もあり）、左をタンジェントで組むのです。

 

こちらのほうが左右のスポークテンションを均質化できて合理的なのですが、なぜかいままでコスミックはそうしてきませんでした。

 

キシリウムと同様のイソパルス組を獲得したことで、左右のスポークテンションと剛性バランスを向上。

 

良く走り、よく曲がり、そしてiTgMaxのおかげでよく止まるホイールに仕上がりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてキシリウムプロカーボンとハブを共通化したおかげで手に入れたもう一つのスペック、それがインスタントドライブ360。

 

某D〇のスターラ〇ェットを彷彿とさせる対向型ラチェットで、圧倒的なトルク伝達効率と極小のバックラッシュを達成。

 

さらにアクスルを極太にして剛性アップ、フリーボディを手で着脱可能と、レースレベルでの使用に最適化された能力を満載してきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最高のホイールには最高のタイヤを。

 

マビックが自社のホイールに合わせて開発した、「YKSION PRO POWERLINK/GRIPLINK」をはじめからアッセンブル！

 

ワイドリムにぴったりマッチする25Cタイヤで、転がりが軽いだけでなく、下りやコーナリングの安定感もバッチリ！

 

ペア重量1450gは、ライバルと比べても十二分に軽量。

 

巡行を得意としながらも、アタックからコーナリングまで全方面の戦闘力に優れたカーボンクリンチャー。

 

上野アサゾーに1ペアのみ在庫しております！！

 

 

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