【石川ライド傑作選】真冬の奥多摩越えて山梨へ、ディスクロードで輪行サイクリング【再掲載版】
by: 石川康輔

石川ライド傑作選！！今週は生憎の暴風＆極寒で走らなかったので過去に投稿した記事を再掲載します！すでに読んだことある方も初めての方も丁度これからの時期の話なので参考にしてサイクリングに出かけてみませんか？寒いのでおすすめはしませんが。※2021/2/21のブログを加筆修正したものです。

ディスクロードで輪行しよう！

ずっと走りたかった奥多摩～柳沢峠帰りは山梨で温泉に入って電車で悠々帰ってくる、、、そんな事を考えながら計画しました。朝は川上から吹き降ろす風で飯能までの道のりがずっと向かい風と朝一の時点でちょっとタイムロス。

ルートとしては入間川サイクリングロードを全線走って飯能から軍畑に抜ける道を使いました。採石場があるのかダンプが頻繁に抜ける道なのでデイライトや安全運転が重要です。奥多摩入ってからは走り慣れていない事もあってルート選びが微妙でしたが皆さんも上手に走ってください。

向かい風により無駄に足を使わされながらも念願の奥多摩湖！！自転車で来るのは初めてですね。ここまでの往復サイクリングという事でも色々楽しめる名スポットだと思います。

湖畔駐車場の売店があるのですが、微妙な時期にしか行かないので営業しているのを見たことがありません。

ちなみに今日は大荷物車重12ｋｇ越えです(笑)

サドルバッグに輪行道具一式フレームバッグにタオルとかウィンドブレーカーとかその他色々入れています。

（この頃ホイールはMAVICのCOSMICを使っていましたね）

奥多摩湖畔

（このFENIXは引退しました。今までで一番走ったバイクかな。。。）

という訳で奥多摩に来たら食べない訳にはいかないのが

”のんきや”さんのラーメンです！！

ここでしか味わうのとのできない至極の一杯！！豚の清湯スープと自家製の手打ち麺！ラーメンの鬼と呼ばれた人も食べて旨いと言ったという逸話も残る奥多摩に行ったら絶対に食べたい名店です！自転車じゃなければチャーハンも絶品なので欲張り食いしたいです！

滅多に奥多摩にはいかないので年に数回食べるだけですが別格で好きですね。

ここが距離的には中間ポイントですがここからが本格的な山岳地帯！！気合を入れましょう！

道の駅たばやままではゆっくり走ってアップダウンを繰り返しながらラーメンを消化していきます

道の駅たばやま

実はここ１週間結構調子を落としており（体調的に）この日も全く踏めていません。

この先不安だ、、、

道の駅を後にするとトンネルをいくつか超えて小さな川を渡ると峠に入ります。

峠に入ると歩いたんじゃないかと思われるほどの大ペースダウン。気温も低く体力だけが消耗していきます。

身体に力が入らず何度も立ち止まりながらもどうにか超えていきます（自分を）。

絶望の極寒ヒルクライム

柳沢峠まで1472ｍ地点まで上りますが結構アップダウンしているのか獲得標高は思っていた以上に稼げました。

パワーメーターでイーブンペース走行をしてはいましたが、寒さもあって想像していたようなペースまで上がってくれません。

心肺機能がまだまだ貧弱だという証拠ですね。柳沢峠に近づくと雪も路肩に残っており寒さに思わず笑ってしまうほど。

凍てつく空気もあって今日は１日富士山が綺麗です。。。

柳沢峠に着きましたが全くパワーが出ず足をつる事すらできず、ただただ疲労感だけが身体を重くしていきます。

いい景色で良かった。

下りは寒いのでもってきていたウィンドブレーカーを羽織り自販機であたたかーいを飲んでから甲州市へダウンヒル！！

登りは道路の気温計でも２℃でしたが、下りがまさかのマイナス３℃の表示！！ウソだろ！！？と思いながら風も強く吹き付ける中慎重に下っていきます。ちなみに、下まで標高差1100ｍぐらい一息で下ったみたいです。埼玉では経験できない気持ちの良いダウンヒル楽しかったです。

そのまま冷え切った身体で電車に乗りたくないので、大好きなあの温泉へ「ほったらかし温泉」 

ちなみに、この温泉ですが、市街地から300ｍアップのとても眺めのいい所にあります。（勿論登ります）

ほったらかし温泉

勿論、激坂です。平均10％越えのヒルクライムをこなしてようやくお湯に入れるドが付くマゾコース。

既に疲れて身体が冷え切っているのに最後に汗もかいちゃって、全ての限界を迎えた筋肉に熱いお湯が染み込んでいくのが分かりました、、、

さいっこう！！

普段はサイクリング途中でお風呂に入ることはありませんがここから駅までは１０分程度？湯冷めする前に電車に乗れるので距離的にも最高です！！

今日はずっと富士山が綺麗ですね

大体の到着予想は何パターンか考えていましたが最短予定時間よりも１時間程遅い電車に乗ることに（まぁ、この時間になるだろうなとは思っていましたが）。とにかくゴールできただけでもうれしいそんな感じでした。

という訳で帰りは輪行で特急に乗って悠々帰りました

山梨市駅から乗車、降りる駅を本当の最寄り駅まで乗ってしまうと新宿経由して埼京線だったり武蔵野線でも武蔵浦和乗り換えの地獄の帰宅ラッシュに巻き込まれるうえぐるっと回ってこないといけないので新座で降りてそこから自宅までは自走で帰りました。15ｋｍぐらいなら自走の方が楽です。

（この時は駅で特急券などを買いましたが、その後の輪行ではモバイルスイカとえきねっとを連携させて座席を簡単に予約＆タッチで乗車を試しました。駅に何時ごろ付くか確定した段階で座席の予約ができるので輪行する方おススメです。カフェで休憩しながらでも座席をとれます）

ちなみに

輪行バッグは

定番のオーストリッチL100

（特急の場合は縦型じゃないと座席の後ろに入らないので縦型おススメです！）

リアエンド金具は同社製ディスク用

クッション関係はスプロケカバーのみ

ダミーローターも勿論必須です

（この時がディスクロードで初めての輪行となりました。リムブレーキ時代は積極的に輪行することは殆どなく輪行の経験自体もこの時までに３回ぐらいしかなかったと思います。

ディスクロードの輪行について何となくハードルを高く思ってしまっている方もいるかもしれませんが、リムブレーキとの違いは二点だけ！ホイールを外すのにスルーアクスルを回す事、ディスクブレーキにスペーサーをはめておくこと、この二点だけです。あとは特別な事は何もいりませんでした。

あえて注意点としてあげるなら、油圧ディスクブレーキの場合はひっくり返して振動などを与えるとブレーキが一時的にスカスカになります。その為駅を降りて組み立てたら１分ぐらいブレーキレバーをニギニギしてバイクを振動させたりしてあげてブレーキのアタリを出しましょう！）

急いでいたので全然写真は撮っていませんが自分のバイクであればリムブレーキと大して変わらずに輪行できます。ちなみにフレームバッグがクッションの代わりをはたしてくれました。

今回のサイクリング自分自身の想定が甘くかなり苦戦しましたが将来的には定期的に通ってもいいかなと思える丁度良い難易度（柳沢峠の奧多摩側）

暖かくなるまでに体重落として、FTPアップさせて最低体重比３倍は欲しいところ！そこまで行けば登りの多いコースも頑張らなくても登れるペースが作れるので（２倍～２.５倍で走れば温存できると言える走力が欲しい）

そろそろ関東平野だけでなく日本の山岳地帯へ出かけたくなってきました

中央本線の特急の使い方が分かったので松本、諏訪、茅野のあたりまで走りに行っても良いかもですね

↑行先ピンポイントすぎですね。（翌年輪行で行きましたね。今年も行く予定。）

結局その為には走力を上げなくてはいけないので朝起きるのがめんどくさいなと思いつつも練習をサボらないで頑張るしかないですね。

※というわけで、過去の記事内容を基本はそのままに、書き方を今のブログの仕様に合わせたり情報などを追加して再掲載してみました。基本は毎週のサイクリングをブログにしていますが、月に一回ぐらいは走らない週もあるのでこういうブログを上げるかもしれません！

今だったらホイールは登りに向いているレーシングゼロカーボンコンペをもってたり、荷物も取捨選択して軽量化したり、補給食ももっと工夫したり、途中にも書きましたがモバイルスイカで乗る電車を温泉でくつろいでいる時に予約したりと様々なアップデートが考えられますね。

別に失敗したというわけではないのですが、更に快適にサイクリングをする為のノウハウを学ぶためにも過去のサイクリングを振り返るのは大事ですね。

貧脚＆ラーメン腹の石川ですが、是非参考にしてください。

石川ライド関連でご質問あれば店頭で声かけてください。