ヒルクライムシーズン終盤戦！まだ間に合う軽量高速TLRタイヤのススメ！
by: 石川康輔

乗鞍が終わり大きなヒルクライムイベントも数えるほどになってきました。この夏の熱いアスファルトで酷使したタイヤは秋のレースでは限界を迎えると思われます。夏の暑さでブレーキがかかってしまった方も、涼しい秋のレースでもう一度タイムを出しに行きましょう！

ヒルクライムにおすすめのTLRタイヤ！

軽くて速いタイヤはそれだけで魅力ですよね。特にチューブレスレディのタイヤは転がり抵抗が低く高負荷で走るヒルクライムにももってこいだと思います！

CONTINENTAL GP5000TT TR

関係ないけど渋峠行きたいな。秋になると寒すぎて2000ｍ級の峠は行けないので９月中に大きな峠には走りに行きたいですね。

CONTINENTAL GP5000TT TRという名前を聞いただけでも速いと認識できる高速タイヤの代表格！

サイズは25ｃと28ｃそれぞれ在庫ございます！

サイズは新ETRTO相当のサイズ感となっています。

ヒルクライムはスピードが速くないのでタイヤの違いが出にくいと思われるかもしれませんが、そんなことないですよ。

ヒルクライムは重力に逆らって走るので逆にタイヤに負担が大きいと思われます。速いタイヤは絶対あった方が良いです！

このタイヤは耐パンク性能がそれなりにあるタイヤにも関わらず速く軽量な所がすごいです。

PANARACER AGILEST TLR

このタイヤもワールドクラスの軽さとスムーズな走りがあります！耐パンク性能に関しては特別高くはありませんが、TLRチューブレスレディという構造自体がパンクに強いのでこの軽さから考えるとかなり安心して使えますね！

サイズは新ETRTOとなります。

チューブレスレディの特徴としては転がり抵抗の低さにあります。

特にタイヤの変形が大きいヒルクライムの後輪に関してはチューブ入りタイヤと比較すると感覚的にスムーズに走れている印象があります。

更には、空気圧の設定自体も低くするため、必ずしも路面状況が良いとは言えないヒルクライムコースでも、多少の悪路も無視して好きなラインを走れるのはかなりのメリットになると思います。

イベントだけでなく高原サイクリングも終盤戦！

関東近郊では高原ヒルクライムは９月の赤城、１０月の箱根が大きなイベントの後半戦ですね。それだけでなく長野方面や渋峠、奥日光など冬季閉鎖がおこなわれるような高原道路は物理的な冬季閉鎖も勿論ですが、単純に寒すぎて走れなくなります。

サイクリングで行くつもりだった高原道路や峠が残っている方、私もですが、今年は夏が暑すぎで殆ど予定を消化できておりません！

９月１０月も平年よりも暖かい予報みたいですが、それを過ぎたら山は冬を迎えます。

まだこの暑さではありますが、そういう意味で今年のヒルクライムシーズンはもう終盤となっております！

装備をしっかり整えて、夏に楽しめなかった分楽しく走りに行きましょう！