【石川ライド】ROTOR 2INPOWER SL 軽量化された高性能パワーメーター！買いました。
by: 石川康輔

15％軽量化を果たした超高性能なパワーメーターROTOR 2INPOWER SL買っちゃいました！！ROTORクランクとの出会いはそもそもがパワーメーターを初めて買った時で、何だかんだ気に入って何代にもわたり長く使っています。商品レビュー的な話は後日ライドブログにでも書いていこうと思いますが、今日の所は紹介とその魅力について掘り下げていきます。

ROTORが誇る高性能パワーメーター

165ｍｍクランク長のモデルを購入しました。

重量は先代モデルから15％もダイエットに成功しています。

削り出しも豪快にやっている事もありますが、左クランクの固定方法がINPOWER DMと同じくワンボルトになりましたね。

重量は522ｇとまずまずの軽さですが、アルミクランクの左右独立計測のパワーメーターとしては最軽量だそうです。

クランク内蔵型パワーメーターは精度も段違いで専用設計のクランクなので色々と都合も良いので私も選ぶならこっちですね。

一応両足計測できるスパイダー型との違いは左右独立したセンサーがある事で左右バランスやそれぞれの細かなトルク情報を漏らすことなく収集する事ができる事です。

どちらが優れているという事はありませんが、後述するとある理由から私はROTORのパワーメーターを数か月前に買ったばかりでありながら更に追加購入する事になります。

ROTOR独自のOCPセッティング

詳しくはコチラなのですが、ROTORクランク最大の特徴だと今回感じたOCPのセッティング機能というものがあります。

ROTORのオーバルチェーンリングQ-RINGSにはこのように溝とマークがそれぞれ印字されておりOCPという角度の調整を行う事ができます。

クランクと合わせるとこんな感じに

大きくは1～5段階で角度の調整を行う事ができ、更に専用のチェーンリングには0.25刻みでの調整が可能なメモリも付いています。

この角度を調整する事で自身のペダリングの波形と合致した効率の良いペダリングが可能になります。

一応パワーメーターなしでもずらして使ってみてしっくりくる位置に合わせるというのもやり方ですが、このパワーメーターを使えば一発でおススメのOCPが測定できます。

というわけで、その効率の良いOCPを計測する事ができるのが唯一無二のROTORパワーメーターとなるわけです。

アプリを介して左の赤線のグラフ的なモノを作ってOCAを測定。

その角度に応じてOCPを設定するというのが他の楕円チェーンリングを販売しているブランドとの大きな違いです。

ピークパワーがかかるポイントに合わせてセッティングする事で高出力下でのペダリングが明らかにスムーズになりますし、巡行性能も格段に上がると、私自身最近体感したばかりなのでよくわかります。

楽に出力が出る感覚が不思議ですね。

チェーンリングも軽量です

アウター、インナー、スパイダーが合わさってこの重量です。

50×34です。

ダイレクトマウント構造で一般的ではないので、一般的には何グラムなのかは存じ上げませんが、、、軽いと思いますよ。

合計この重量

バッテリーも含まれているのでここからの重量増は私のバイクでは2ｍｍのスペーサー２枚と薄いスペーサー２枚とアッセンブルグリスなので数ｇでしょう。確かに両足計測のモデルとしては異例の軽さだと思います。

アルミクランクというのがそもそもライバルが少ないですが、確かにD○RA-A○Eと比べても45ｇ程軽いですね。磁石も不要ですし。

オーバルチェーンリングに興味が無くても軽量化目的で真円チェーンリングで組むのも有りですね。

165ｍｍクランクにハマった私

昔から170ｍｍのクランクがしっくりこなかったのでずっと172.5ｍｍのクランクを使い続けていた私ですが、この春165ｍｍのクランクを試して以来やみつきになってしまいました。

そうすると自宅にあるクランクが全て使えなくなるので今回165ｍｍのクランクで改めて揃えている感じです。

更には禁断のOCPセッティングにも手を出したことで、とっても快適になってしまったので、今回もROTORのクランクにする必要が出てきたという状況です。

快適に使う為に色々と機能を駆使して試行錯誤した結果”ぬま”にハマるのはロードバイクあるあるですね。

結果としていい方向に進んでいるので私の場合はそれで良かったと思っていますが。

とにかくQ-RINGSとショートクランクの組み合わせは使ってみて初めて分かる強力なタッグですね。OCPセッティングでそれも更に１段階上がり、快適そのものです。

まとめ

来週から少しだけこのバイクの見た目が変わります。

殆ど間違い探しレベルの違いになりそうですが、中身の違いはパワーメーターの性能はセンサーが２倍になっただけと思いきや、取れるデーター量は２倍どころではなく数段多くなります。

そもそも左右計測では無いと見れないデータ項目が無数にありますし、今まで取っていなかった数値も拾えるようになるのでペダリング解析がはかどりますね！

ROTORのクランクは格好いいからつけるというのも勿論ですが、正しく機能を使えるようになるとその他のクランクシステムでは実現しない一歩先の解析も行える画期的なクランクシステムになっています。

このスムーズなペダリングはロングライドでも武器になりますよ。足つりにも効きそうです。

在庫数は非常に少ないのでご注文ご予約承ります。

ROTORのパワーメーター、クランク、チェーンリングのご注文お待ちいたしております！

あなたのペダリングが軽くスムーズになる日もすぐそこです！