グラベルロードってこんなに軽やかでスムーズに走るの！？個人的に大穴でした。【スタッフインプレ】
by: 石川康輔

今時のグラベルロードってすごいですね。アサゾーグラベルコーナーに鎮座しているグラベルロードのORBEA TERRA試乗してきました！当たり前の話ですがこれがこの日一番乗り心地良かったです！

グラベルロードもここまで来たのか

トータルパッケージとしての良さも勿論ありますが、グラベルロードってまっ平らなアスファルトの上でもこんなに軽快に走るんだなと感心したので感想を書いてみます。

高速かつ軽量なアドベンチャー

メーカーサイトではそううたっているTERRAですが、まさにその通りだと思いました。

走りが軽いです。

もちろん太いタイヤを履いているので、この日に乗った他の優秀なロードバイクと比較になるわけではないのですが、加速感もとても軽快でこれならグラベルの山道や地平線の続くフラットダートなど走りの質が求められるシーンにおいても強力な相棒になってくれそうです。

セミスリックタイヤでこの感じなのでグラベルキングの40ｃとかスリックのタイヤを装着すれば普通にオンロードのツーリングも楽しめると思いました。

フレームの規格的な話

フレーム規格としてはUDH規格を採用しているので、将来的にSRAMの最新グラベルコンポーネントに対応するように設計していますが、日本国内ではオンロードのギヤ比と山岳グラベルでのギヤ比を両立するためにSHIMANO GRX 2xコンポがやっぱり無難です。

バイクパッキングもりもりでアドベンチャー的な使い方であれば速度域も控えめになるので勿論フロントシングルでワイドスプロケットを駆使して泥道とかを越えていくのには良いと思います。

どちらかというとレーサー寄りの設計

ダウンチューブ内部にストレージがあるので低重心に補修部品を携行できるというのも最新の機能だと思います。

フロントフォークは特にマウント等は準備されていないので、基本的にはグラベルレースに向いた設計となっていると思われます。

積載性能は市販のバイクパッキングで対応する感じです。ボルトオンできないのがデメリットともとれますが、実際何かをボルトオンすると、その為に大きなフレームバッグが取付できなくなったりと制約が生まれるので、バッグを含めて専用品を用意しないのであれば実はボルトオンである必要もなかったりします。

そこはご自身の使い方次第なので、どちらが良いという事でもないかなとはプラス思考にとらえておきます。

グラベルロードとしてのグラベル性能は試せていませんが、操縦性能も非常に良いですし、何よりも乗り心地自体が非常に良かったのでたぶんすごく良いと思います。

これはこのバイクのパッケージ的にもOQUOのカーボングラベルホイールが良い仕事をしているのだと思います。

ホイール単品での注文も可能ですよ。

45ｃ対応のワイドクリアランス

フロントは結構余裕そうですがリアが走り重視の為か確かに45ｃ対応って感じですね。

フレアハンドル

ケーブルセミ内装の専用ステム

ハンドル周りはある程度内装されている方がハンドルバーバッグをぶら下げたり木の枝とかにに引っかからなかったりグラベルシーンでは良いと思います。

ステムの下を通しているだけなのでポジションの修正も比較的楽です。

まぁ、格好いいですよね！

グラベルロードはロマンの乗り物です。

ドロドロにというよりは砂煙を上げて走るみたいな感じですかね。

砂利の林道、木々や落ち葉、土などが似合う乗り物です。

私もパーツが到着したらグラベルロード改めて組みなおすつもりなので、楽しみたいと思います。

グラベルロードやっぱりいいですね！

上野アサゾー店ではグラベルロードをこの冬ちょっとだけ初めているのでオフシーズンの気分転換や純粋にオフロード走行で走行スキルやフィジカルを鍛えたいという方は是非店頭にてご相談ください。

勿論このTERRAなら相当軽快に走れるので、楽しすぎてそのまま夏シーズンまでスーパー林道とか巡るグラベルの世界にのめりこんでしまうかもしれません。

カーボンフレームも頑丈さを重視して作れば砂利道でも心配はありませんが、精神的に心配な方はアルミフレームやクロモリフレームのグラベルロードもあるので、先ずは上野アサゾー店店頭までお越しください。