日本最大級のスポーツサイクル専門店!ロードバイク用スモールパーツ在庫は国内随一!
2025/01/12 17:29
アサゾー流ヒルクライムバイクの選び方!ロードバイクは全部ヒルクライムできますけど?という前提ですが実際どういうバイクを選ぶと楽しく、速く走れるのかポイントを整理してご紹介です!
目次
ヒルクライムに挑むレベルやシチュエーションによっても実は変わってくるヒルクライムに強いロードバイクという条件。
まずはありきたりですが
・軽い
・剛性が高い
という事が当然あげられます。
そこからレベルに応じて
・エアロ性能
・バイクの振りの軽さ
・バイクの加速タイミング
と言った個別の性能に目を向ける必要もありますし
・快適性
・無理のないポジション
・余裕のあるタイヤクリアランス
など、ライド環境やレベル、その人にとってのヒルクライム難易度に応じて楽であるべきという考え方も必要になります。
結局のところ、ヒルクライム性能が高い事はレーシーなバイクであるという事になるのですが、ではレーシーなバイクが全ての人に、あらゆる条件にマッチするかと言ったらそういう事でもないというのが今回のお話のポイントです。
楽に走れるという事は、極力身体に負担をかけないで走れる事と、無駄なくスムーズに走れることが両立しなくては成り立たないので実はこのジャンルってすごく難しいです。
まずは私がかねてより注目していたこの一台をピックアップ!!
ワイズロード社内試乗会、スポーツバイクデモにて大好評だった日本が誇るロングライド系ロードバイク!
ANCHOR RE8がまずトップバッターです!!
基本スペックなどは、リンクからご確認ください。
「より速く、より遠くへ」というのが大枠でのコンセプトになります。
ヒルクライムについては特に明言されていないようにも感じるのですが、大前提として「ここは日本」です。
日本の国土の75%は山岳地形となっており、遠くに行くという事は基本的に山を越えるというのが当たり前になるわけです。
関東平野ではド平坦で荒川、利根川、江戸川など200kmを超えるコースがかけますし、霞ケ浦などを一周するライドなどもあったりと平坦重視のコースが描けるので忘れがちですが、
国道一号線は箱根を超えますし、甲州街道も笹子峠を超えます。碓氷峠、三国峠など数々の峠道があなたの行く手を阻むのがこの日本の地理という事です。
つまりは、山を越えるのは当然の話だというのがこのバイクのコンセプトにも秘められているという事です!!
このバイクは私も試乗会で乗ってきましたが、少ない力で加速するという事が特にポイントになってくると思います。
ヒルクライムのコースが過酷であればある程にきっとこのバイクに感謝をする事になるでしょう。
・最高の乗り心地
・軽い加速
・余裕のあるタイヤクリアランス
・レーサーバイクに引けを取らないライドフィール
・無駄をそぎ落とした軽さ
・比較的アップライトなポジション
デザインも実は峠の頂上から見る山並みを連想するペイントがされており、山をいくつも超えるというのは当然意識しているバイクとなります。
単純に乗り心地が良いバイクというだけの評価だけではなく、ちゃんと走る剛性バランスを持った1台だという事がポイントです。
同社にはRP9、RP8と言ったレースモデルがラインナップされています。
ではそちらと比較してどちらが「速い」かという話です。
それは、RPシリーズの方が剛性が高く、エアロで速く作られているので同じ人が乗ったら速いですよ。
でも、シーンを考えていただきたいのですが、ヒルクライムレースなら麓からスタートして10~20km程でゴールで終了するわけですが、普段からそういう走りばかりをするわけではありません。
特に平野部に住んでいる方だと、最寄りの峠が片道50km以上あるという事は当然という環境だと思います。往復100km走って峠を登るという条件だと剛性の高いフレームだとどのように疲労するでしょう?
「家に帰るまでがサイクリングですよ」
良く言われると思いますが、足を残しながら走った方が結果的に速いというのがRE8を選ぶ一番のポイントになります。
かつ、レースモデルは乗車姿勢がきついですし、剛性も高いので、初心者や週末にちょっと走っているというレベルの方にとってはかなりキツイ乗り物というのも事実です。
そう言った方には姿勢も楽で、乗り心地も良くて、軽く走るRE8がおススメです。
LOOK 785 HUEZ 2
TIME ALPE D’HUEZ
と言ったバイクもおススメです!
結局軽いロードバイクが皆さんお好きですよね?
軽い事は何にも代えがたいメリットですし、ロマンだと思います。
最近はエアロロードとの統合が進み、軽さに特化したシンプルなロードバイクは少なくなっている印象です。
そんな中でも、アサゾーも注目しているスペインのブランドから一つピックアップします!
自ら「究極のクライミングバイク」と名乗るぐらいにヒルクライム性能に重きを置いているロードバイクが現代に登場しました!
ORBEAはスペインのバスク地方を拠点とするブランドです。
昔からORCAと言えばヒルクライムというぐらいに登りに強いイメージのあるバイクネームです。
カラーオーダーがアップチャージなしで手に入る事から続々と個性的なバイクを手に入れたい方からオーダーいただいているモデルでもあります。
アサゾーにも1台展示在庫車がございます。
ORCAはOMXとOMRという2グレードで展開されています。
OMXが上位グレードでフレーム重量750g(53サイズ)という軽量さを実現しています。
軽さの数字に目が行きがちですが実は「軽い」「硬い」これだけを実現するのは実はそこまで難しくない時代になりました。
でも、「走る」「加速する」「スムーズ」という感覚的な領域はまだまだ、各ブランドの個性が残る領域で、ある種数値化の最も難しい所になります。
癖とか伝統とかリムブレーキの時代からの移り変わりを経験した年季のあるブランドでなくては再現できないフィーリングがそこにはあります。
快適性やエアロ性能、バイクの堅牢さ、現代的な32cタイヤクリアランスなどかなりユーザビリティを考えているバイク設計を行ってもなおその重量に収まっているというのが、皆さんに理解していただきたい部分です。
人気で中々乗れなかったので私は試乗会で乗れませんでしたが、他のスタッフが絶賛していたのでそれを基準にお話しすると
・フレーム剛性は非常に高い硬さのあるフィーリングがあるけど、しなやか。
ここのバランスがとてもいいという事です。
最近のエアロロードと統合しているロードバイクは重いギヤを踏むのに相当苦労するぐらいに硬いのですが、
そこと比較すると、シンプルなフレーム造形やリア三角の作りからバイクのしなりを許容してくれるのでダンシングなどで重いギヤを掛けやすいというのがポイントになると思います。
エアロで軽量というのも勿論レースを考えると武器になりますが、登りで自分のフィーリングを大事にする方はこういうバイクがまだあるうちに選んでおくのも良いと思いますよ。
エアロとオールラウンドを統合するというのは世の中の流れとしては進んでしまうと思いますが、分かれているというのが実はすごく良い事だとなったらまた枝分かれするかもしれませんし、その辺は今後の流れを見ていくしかないですね。
レースバイクで軽量クライマーモデルをお探しの方はこのバイクいいと思います!
体重の軽い方や剛性の高いバイクがフィーリング合わない方は実はこっちがおススメ
LOOK 785 HUEZ 2
フィーリングが非常に近く、更にしなやかに感じるのでヒルクライムレースでも足を残しておきたい人にオススメ!
型落ちですが、アサゾーに最コスパオリジナル完成車あります
BIANCHI Specialissima
最上級グレードのカーボンフレームをコスパ重視で組み上げました!
長々と語った結果結局はこれですよ、、、
「エアロ×軽量高剛性」
これに勝るものはないというのがなんだかレース界隈の流れですよね。
ヒルクライムに条件を絞ったとしても実際これが一番速い!
先ほどの章でも言いましたが、基本的にエアロオールラウンダーは硬いと感じる方が多いです。
何故か?
エアロ(重い)と軽量(非エアロ)を両立した高剛性ロードバイクを実現するためには、最新の高弾性カーボンが必要不可欠だからです!!!
なので、「硬い」というフィーリングになるバイクが多いので、体重の軽いライダーやしなりを好む傾向の強いライダーは「硬い」と表現する事が多いのもこのジャンルの特徴です。
ですが乗り方をアジャストしてあげれば乗れるようになるので諦めずに自分の「スキル」「ポジション」「パーツ」を新しいバイクにアジャストしてあげてください。
具体的に言うと、「体幹重視のペダリング」「前乗りサドルとポジション」「ショートクランクとワイドギヤ」です。
私はこの辺を重視してあげる事でバイクのしなりに頼らないライディングができるようになると考えています。
もちろんそこには臀筋や腸腰筋群などの身体の中心に近い部分の強化が必要になるのでポン付けで見た目だけマネして速くなるものでもありません。
色々と身体をアジャストした結果ロングライド性能も高く、ファストライドで速く、レースで速くという理想のバイクに昇華するのがこのジャンルです。
長くなりましたが、このバイクを紹介して終わりたいと思います。
このバイクは是非一度乗って欲しい!
やっぱりLOOKのロードバイクってすごくいいバイクなんだなっていうのがよくわかると思います。
エアロとヒルクライムを両立したレースモデルとなりますが、私の最新の感覚から行くと軽快なバネ感ある加速のヒルクライムレースバイクと低重心で伸びのある高剛性なエアロロードの丁度ど真ん中のフィーリングとなります。
一応試乗会のインプレです。
結局のところ、最初に言ったように、このカテゴリーのバイクはどうしてもバイクが硬くなります。
それを究極的にしたものがPINARELLOのDOGMAであれはあれで一つの完成形なので硬いけど嫌な感じが全くしないという別次元の乗り物です。あれだけ剛性が高い乗り物なのに普通に走れちゃうのは本当に不思議な経験なので、人生1度はDOGMAに乗って欲しいですね。
話はそれましたが、、、
その上で、795 BLADE RSは踏み込んだ奥の方にしなやかなフィーリングを見せてくれるので、かなり足へのダメージを減らしてくれる優しいフィーリングがあると思います。
この部分は結局硬くするという事は今の素材と技術であればかなりのブランドが数値的に同程度の目標を達成する事ができる時代になっていると思っています。
ですが、人間が乗った時に、「心地よい」「なんだか進む」「速度が伸びる」という感覚に訴えかける要素は最後はメーカーのもつ伝統や秘伝の様な物があるというのもこれは事実だと思います。
新興ブランドだけでなく、トップブランドであってもLOOK程カーボンフレームへの造形が深い所もそう多くは無いと思うのでやはり、カーボンフレームのパイオニアは一味も二味も違うという事です!!
硬くて軽いだけだったら、その内中華ブランドが半分の値段で作れるようになってしまいますが、「上質さ」があって初めて心地よい走りというのが生まれてきます。
ヨーロッパハイブランドはその領域ではやっぱり強いよなというのが様々なバイクにまたがってきての私の感想になります。
7kg以下のバイクを組んでレースで勝ちたいと考えている方には795BLADE RSがおススメ!
ヒルクライムと言えばLOOKにはHUEZの名前を冠したモデルがあるわけですが、実は2025年現在のラインナップのヒエラルキーとしては
795 BLADE RS(トップカテゴリーのレース用)
785 HUEZ(一般の健脚ライダーに最適化)
という階級になっています。
完成車重量も少しだけ795BLADE RSの方が軽く組みあがるのでやっぱり最高を目指している方は795BLADE RSです!!
剛性も高く、加速性能が非常に高いので、クライミング専用マシンと比較しても登坂性能は互角以上にあると思います。
そこにエアロ性能も合わせれば正に無敵!!
LOOKのロードバイクは数値には現れない領域がすごく良いので是非!乗ってください!
フレームセットも国内在庫&国内入荷予定わずかに!
今シーズン乗りたい方はお早めにご相談ください!!
店頭在庫もございますので、一度ご覧ください!
ANCHOR RP9
日本の星!剛性の高さは正に富士山クラス!
PINARELLO DOGMA F
最高峰の高剛性フレーム。究極の走りを是非!
最高峰のおススメだけでなく、用途やレベルに応じての最適なヒルクライムバイクをチョイスしてみました!
根本的にヒルクライムってなんだっけ?っていう話でもあり、ロードバイクのチョイスは1つの指標だけでは見る事が出来ないというのが伝わればいいなと思います。
自分にとっての最適解は必ずしも最高級のフレームではないという事と、最高級のフレームはそれなりの理由があって最高級になっているという事です。
勿論、ココにあがっているのはほんの一部のモデルだけです。
是非店頭にてご相談ください!
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ワイズロード上野アサゾー店
住所:東京都台東区上野3-19-4 KEN BUILDING1F
電話番号:03-3839-7939
営業時間:月~金 12:00~19:00、土日祝 11:00~18:00
定休日:なし
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