カーボンハンドルバーの違いをENVEに聞いてみた。を読んでみた。
by: 石川康輔

ENVEの代理店のダイアテックホームページで非常に興味深い記事を見つけたので紹介します。

カーボンハンドルバーの違いをenveに聞いてみた (cog.inc)こちらの記事になります。これ以外にも面白い記事がたくさんあるので見に行ってみてください。

ENVEカーボンハンドルバー

当店でも大人気のカーボンハンドルの「ENVE」。その中でもSESエアロハンドルバーが殆どの方から選ばれています。非常に剛性が高くドロップポジションの取りやすいハの字型に広がったフレア形状のドロップが特徴です。詳しくは上の記事をお読みください。。。と、言いたいところですがこちらでも簡単に紹介します。

ハンドルサイズの表記はドロップの芯－芯で計測したサイズとなります。UCIレースで禁止されている疑似TTポジションができなくなりブラケットポジションを絞ることのできるハンドルやブラケット自体も内向きになるように設計されたりとエアロダイナミクスを意識したアイテムが注目されるようになりました。
その中でもこのENVEのエアロハンドルはハンドルのSTIレバーの付く部分が非常に狭くなっており一般的なハンドルと比較してエアロダイナミクスに優れる姿勢を取りやすいハンドルとなっています。
それでありながら、ドロップを握りこんでスプリントをする際は深く握りこんでも腕がハンドル上部に当たりにくく、エアロハンドルでありながら非常に剛性が高いことも特徴です。
ラインナップされてからだいぶたつので、こちらについてはご存じの方も多いことでしょうね。

それに対して、グラベル、アドベンチャーをはじめ、普段のサイクリングやロングライドにてより有効なハンドルが最近発売されています。

それがこのARロードハンドルバー

アサゾーに40サイズが在庫あります

SES AR ROAD HANDLEBARのサイズ毎のディメンション
こちらのハンドルはAR（オールロード）モデルとなっており昨今最も熱いロードバイクのジャンルとなっている太いタイヤの入るロードバイク向けのハンドルバーです。
ちなみにサイズ表記は上ハンドルの幅で表記されています。ご注意ください。

まずは、このハンドル、、、とってもしなやかです！ドロップ形状が大きく違っており、巡航時にドロップハンドルの端部を握ってリラックスして走るという方も多いと思いますが、そういった姿勢で握りこみやすいように設計されています。
悪路でも安定しやすいようにしたハンドルが大きく広がっており、柔軟な程よい剛性のハンドルなので振動もかなり吸収してくれる設計となっています。
ドロップの上部が40サイズの場合40.5ｍｍ、ドロップエンドで45.2ｍｍとなっており、今までの常識で考えると凄くハンドル幅が広いので使いにくいのではと思うかもしれませんが、実は下ハンドルが広いハンドルってすごく楽なんです！！

私自身グラベルロードでもフレアハンドルを使用しており、ドロップを握っている時間が非常に長くなりました。ポジションの出し方も人によっては変える必要があるかもしれませんが、腕を広げてドロップを握れることがこんなにも楽なことなんだと感動すると思いますよ。

独特な曲がりをしたドロップハンドルですが、ブラケットが真っすぐにつくように工夫されている形状でレバーがハの字に広がりにくくなっています。

様々な溝や穴が設けられておりハンドルも組付けやすく、バーテープもエアロ形状でありながら上まで巻く設計となっています。振動吸収の高い弾力のあるバーテープを巻きましょう！