日本の最高峰を知ろう。RP9こそ最高のレースバイクだ！！
by: 石川康輔

これが日本の最高峰です。富士山剣ヶ峰3776ｍです。剛性がめちゃめちゃ高い真のレースバイクすが、硬いだけじゃないのがこのRP9のすごいところ！

世界を制した遺伝子がこのバイクに

RP9が誕生する少し前にBRIDGESTONEがトラックバイクの開発を行っていました。その結果トラックレースで世界を５度制覇。そこで培った世界を制したノウハウがRP9に遺伝子として受け継がれています。このストーリーについては是非メーカーページにて読んでいただきたい。

世界を制したトラックバイクの遺伝子を受け継いだ、真・オールラウンダー。

「人と自転車を前に進める技術の研究開発」PROFORMAT

先進的な解析とテストのプロセスを重ねた結果このバイクはものすごく進むバイクになりました。

それがPROFORMATと呼ばれる独自の解析システムです。

どのようにして人間を載せてバイクが進むのかというところを突き詰めると、しなりというものと向き合う必要があります。ですがそれは数値化が難しい為一般的にはまだ踏み込めていない領域なんだとか。

ペダルを踏んだ時にフレームにどのような力がかかってそれが推進力としてどのように作用するのか、、、難しくて考えると頭が痛くなりそうですね。

シミュレーションを繰り返し、テストを繰り返し、ロードレースで最適なフレームの形状や剛性を導き出した結果生まれたのがRP9というわけですね。

剛性はものすごく高いのですが、私レベルでも結構乗りこなせる気がするぐらいしなやかな感じがあるのが特徴です。ものすごく硬いはずなのに少ない力でスッと前に進む感覚はこれまでに感じたどんなものよりも強烈でした。

RP8の記事で程よい剛性のバイクの方が良い的なことを書いていますが、RP9ならアマチュアでも乗りこなせそうな感覚を覚えるほど少ない力で動いてくれる感触があります。

その感覚が選択を迷わせてしまいます。

普段の何気ない巡航速度域においては気持ちのよさが最初に来るものの、トップクラスの剛性を感じられるのが、ある程度の速度域から再加速をするような場面。

このバイクが超高剛性なエアロロードであるという事が感じられる場面でもあります。

レースではアタックをかけるようなシーンにおいてものすごい加速をしてくれ、ライバルを置き去りに、平地の高速巡行でもエアロダイナミクスの高さから消耗を最小限に、軽さのあるハイエンドパーツを選べばUCIギリギリの重量でも問題なく組み上げる事ができます。

このバイクはUCIカテゴリーのレースにて勝利を勝ち取るために高められた万能性が光るそんな存在です。

ANCHOR

BRIDGESTONE/ANCHOR、歴史と新しい時代が融合した今のANCHORは最強ですね。

真面目な造りで日本人向けのコンパクトなサイズも丁寧に設計されています。

小さいほうのサイズは440、490と間が無いのが少し困る方もいるかもしれませんが、ヘッドチューブの短さとリーチの長さからレースポジションを出すのであれば都合の良い設計となっています。

ただし、海外のエンデュランスロード的なすごくアップライトなポジションは出せないので、あくまでもレーシングポジションを出したい方向けです。

大きいサイズにしてもハンドルがどんどん遠くなるだけなのでハンドルを高くしたい方はごめんなさい。

全身を使ってバイクを加速させるために導き出されたそのジオメトリーを是非活かしてポジションを煮詰めていただきたいですね。

まとめ

一言で速いバイクです。

どんな局面でも加速してくれ、ハンドリングはスムーズ、平坦の速度維持もエアロロードらしいスーッと抜けるような気持ちの良いものです。

専用ハンドルをあえて設定していないことで、ライダーの好みに合わせたハンドルの形状を選べるメリットというのも非常に大きいと思います。

DI2専用バイクとなります。

レースで勝ちたい。最高のロードバイクを手に入れたい。とにかく向上心や好奇心がある方に相応しいバイクですね。

とにかく日本の頂を知りたい方はこのバイクこそが最高峰です。

アサゾー店にフレームがございます。

レーシングカラーは特別な一台に仕上がるはずです。

ご興味ある方はアサゾー店までご相談ください。

商品詳細

商品：BRIDGESTONE ANCHORE RP9 

ホイールはバランスをとるなら30-40ｍｍハイトのカーボンリム

剛性を限界まで高めるなら50ｍｍハイトのワイドリムがおススメです