TIMEグラベルフレーム入荷！新設計でグラベルの走破性を高めた”ADHX45”！
by: 石川康輔

ヨーロッパの過酷なレース環境で積み上げてきた伝統のカーボンフレーム制作技術を惜しみなく投入したレーシンググラベルフレームがこのADHX45です！

新しい時代のロードバイク

ロードバイクから枝分かれして確立されたジャンルのグラベルロードですが、そのグラベルロードも細分化されてきています。

大きく分けるとツーリング車として安定感と耐久性を重視しているのか、より速くオンもオフも攻められる純レースバイクとしての設計なのかという二つの方向にそれぞれ分かれていきます。

そういった枠組みで考えるとこのADHX45はより速く走る事ができる最近のグラベルレースに向けて再度設計を煮詰められたバイクです。

グラベル用のタイヤ性能も年々上がり今では40ｃ以上のタイヤでも速いタイヤが増えている事で速いライドでも太めのタイヤが選ばれるようになっている状況です。

今の所まだ購入はできますが、先代ADHXの38ｃ対応フレームは今の感覚から分類するとオールロード的な使い方がどちらかというとメインで、グラベルロードとして更に性能を底上げしたのが今回のADHX45となります。

基本的な設計コンセプトは引き継ぎつつも、タイヤクリアランスを広げ、チェーンステーホイールベースが伸びる事でより安定してグラベルを走行できるように改良されています。

勿論、エリートライダーでグラベルが得意な人にとってはコースやレース環境によってはオールロードぐらいの方が速いという方もいると思いますが、そのケースは全体としてはかなりの少数になるので割愛します。

このADHXシリーズはレース向けのグラベルロードという事で純粋なロードバイクの設計イズムがかなり濃く引き継がれているモデルです。

まずはこのデザイン、カラーを見てください！

 オレンジ？いいえ、レッドです！

カラーとしてはバーティカルレッド（V32）というカラーリングのフレームを今回取ってみました。

赤から朱色、オレンジ色にグラデーションしてカーボンの柄が見えるブラックに移っていく様は芸術的ですね！

BB386の大口径BBからラグのステー

最近では珍しいラグ構造のフレームがタイムフレームの特徴でもあります。剛性の高いカーボン素材を使いながらもチューブ状に編み込んで作ることで、しなやかに感じる事ができる独特の乗り味を実現します。

グラベルロードとして45ｃを飲み込む為にクリアランスを広げられております。

基本的にはワイドタイヤで使う場合はグラベルコンポで組んでかつフロントはシングルにした方がタイヤとのクリアランスは確保しやすいです。

ロードコンポでも組めますが、その場合は35ｃぐらいのタイヤで考えた方が良いかもしれませんね。

フロントフォークもスタックが高くなりすぎないように薄く作られています

バックステーもタイヤクリアランスが十分確保されていますね。

タイヤのサイズは45ｃ対応ですが、結構レーシーに設計しているので45ｃのブロックパターンや銘柄によっては当たるかもしれませんのでその場合は現物合わせでの確認になります。

S-DCR内装ヘッドセット

純正ではノーマルステムで組むことができるDEDA S-DCRヘッドセットが採用されています。

特にグラベルロードではハンドル回りは目的によっても採用するパーツが大きく変わるので、ノーマルステムが使え組み方を様々変更しやすいこのヘッドセットはとってもおススメです！

完全に高速レースに振り切っちゃうなら一体型のエアロハンドルも組付け可能なのでご相談ください。

※完成車イメージ図

商品詳細

TIME

ADHX45フレームセット

サイズS（165-175）

価格：¥671,000‐税込

TIMEフレームまとめ記事

この他のTIMEフレームもご注文可能です。安定しておおよそ4カ月程の納期となりますので、欲しいカラーサイズを選んで待っている間にパーツなどのご相談等承ります。

38ｃ対応のオールロードADHXも色とサイズによっては手に入るのでお探しの方はアサゾー店までご相談ください。