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【FULCRUM 2-WAVE RIM】波型リムによる新体験!あなたにマッチするホイールはどれ!?
by: 石川康輔

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「2-WAVE RIMホイール」伝統的なブランドからこういったホイールが登場するとは当時は思いませんでしたが、乗ってみるとよくわかる扱いやすさ。FULCRUM SHARQ&SONIQによる新しい世界観を是非体感してみてください。

FULCRUMホイール新ジャンル

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GRシリーズも登場して本格的に展開を開始しているフルクラムの2ウェーブリムホイールのシリーズ。

アサゾー店では主にオンロード向けのSHARQ 42、SHARQ 57、SONIQ 42をご案内いたしております。

既にSHARQ 42とSONIQ 42は私自身テストライドで乗っていたのですが、SHARQ 57に乗ったことでロード向けのシリーズは一通り乗ったことになります。

私なりにそれぞれのホイールをどういった方に向いているのか、どういった特徴があるのか、考察していきたいと思います。

2-WAVE RIMシリーズ

シリーズ全般的な特徴をまずはお話します。

基本としては内幅25mmのフックドリムでオンロードからグラベルロードまで幅広く対応する高強度高耐久系のホイールという位置付けです。

通常30cタイヤ以上で使うことになる為、少し前まではエンデュランスロードなどゆったりとした設計のバイクで選ぶ方が多かった印象ですが、最近の高剛性なレース系モデルに乗っている方にも実は乗っていただきたいホイールでもあります。

異形リムの恩恵

私はこのリムをこう捉えています。

「重量や走りの軽さはリムハイトの低い部分(42mm)、エアロダイナミクスや剛性等速さはリムハイトの高い部分(47mm)、ハンドリングや旋回のスムーズさはローハイトリム並」

これがこのシリーズがもっている特異性です。

それぞれのホイールで加速や剛性面のフィーリングは異なるのですが、ハンドリングのスムーズさや横風への耐性、コーナリングの安定感等基本となる操作性に関しては同様の印象を受けるホイールとなります。

基本的には自信を持って速度を出して、あらゆる路面を乗り越えてゴールまで安全かつ速く帰ってこれるホイールというものになっていると思います。

 

SHARQ 42

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まずはSHARQオリジンことSHARQ 42の私の印象からです。

リムハイトが42~47mmのウェーブリムで、最もバランスが良いと思われるリムハイトのモデルです。

初めて登場したときはグラベルレースで使ったということがPRされていたためグラベルロード向きのラインナップなのかと思っていたのですが、乗ってみて分かるのは中速域の圧倒的な速さ。

グラベルレースの為ということではないと思うのですが、平地においては30~45km/hでの速さが特に光るホイールだという印象を受けました。

具体的には、全体の剛性バランスが高い方に寄っているのか初速からかなりガツンと加速するようなフィーリングを持っているというのが印象となります。

その後速度を上げていったときに空気を切り裂くような(見た目からのイメージもあり)感じがあり高い空力性能を感じるホイールだと思いました。

但し50~60mmハイトホイールの様な最高速度を絞り出すような奥まで踏み込んでいくような踏み方や、単純明快な高速巡行を行う際にも実力以上の速度をアシストしてくれるような印象が無いため、リムハイトなりの高速性能のホイールだというのが速さの面での評価です。

ピークの加速感がガツンとくる半面高速域の伸びがあるタイプではありませんでした。

ハンドリング性能としては横風の影響をこれまでのどんなホイールと比べても少ない印象で、バイクを寝かせる際に感じる内側の空気抵抗?速度が上がっているほどに前輪に浮遊感を感じる事があるわけですが、そういった怖さが全くなく路面に吸い付くような操作性があります。

ここは、シリーズ全モデル共通な部分ではありますが、SHARQを初めて乗った時はまだ25mm内幅のホイールが一般的では無かったこともありすごく不思議な感覚を感じましたが、今となってはこれが正解の一つであったことが証明された感じだと思います。

加速の鋭さと抜群の旋回性能。山岳グランフォンドや路面の凸凹した地方の峠などに行く方はこのホイールならとても自信を持って走れるようになると思います。

 

オススメ:アップダウンが多く厳しいコースであるほどにこのホイールの良さを発揮すると思います。剛性が高く鋭い加速性能を求める方で安定性や操作性を極限まで引き上げたいという方おススメです。

 

SHARQ 57

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後発モデルの57はプロモーション的にも最上級のエアロロードバイクにつけている写真などを採用していることからも、オンロード向けにかじ取りをしたことが分かるモデルになります。(その後GRシリーズなど更にワイド化が進むグラベルロードシーンに向けてより幅を広くしたモデルが登場しています)

SHARQ 57はリムハイトとしては57~62mmというかなりディープなプロファイルのホイールです。

とは言え1520gとなかなかに軽量な事も影響してなのかかなり扱いやすいホイールとして設計されている様子です。

ハンドリング性能は42と大きくは変わらない事やSPEEDシリーズと比較するとより優れる事などトップレーシングホイールと比較して快適なホイールである点がアピールされています。

実際に乗ってみると、割とゆったりと25km/hで流していてもホイールの硬さや重さを感じない程度には優しさを持ったホイールだというのが意外なところでした。

そこから一気に45km/hまで上げて巡行してみるとこれがまた面白くて42の時に感じていた全体のガッチリとした硬さは感じず、剛性は高いものの奥の方までしなってくれる感じがあり実に加速させやすいフィーリングがありました。

エアロダイナミクスとしてはそのぐらいの速度域であれば何事もなくスムーズにバイクを走らせてくれ、あたかも普通の速度域であるかの如くバイクを安定させてくれます。

真のエアロホイールは速度が出るかどうかだけではなく、その速度で落ち着きを持たせて安定する感覚を得られることが良いホイールの条件ではないかとここ最近良いホイールを使う事で感じる様になりました。

悪路に強く、コーナリングはローハイトのようにスッと切れ込み、横風のあおりも最小限に走れ、それでいて速い。

剛性が高いエアロロードで今回試乗しましたが、想定以上に走らせやすくロングライドにもこのまま対応できそうな感触が得られました。

暑すぎてロングライドにはイケていません。

 

オススメ:速度を維持しやすい万能なエアロホイールなのでロングライドやサーキットエンデューロ、体重のある方のレーシングホイールとして、しっかりとペダルを回して走る事を意識している方はかなりのパフォーマンスを発揮することが出来るでしょう。

ある程度踏んでいける峠であればすごく速そうなフィーリングがありました。

 

SONIQ 42(SONIQ CARBON)

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SHARQの弟分でもあるソニックの紹介です。

このホイールはレーシングホイールというよりもエンデュランスライド向きのバランスにチューニングされたホイールというのが印象強いです。

基本としてはSHARQ 42と一緒なのですが、スポークのしなやかさがSHARQ比でかなり高くなりリムもしなやかさが重視されていることで、SHARQ 42の様なレスポンスに優れるホイールということではありません。(私の印象では57の方にフィーリングは近いかな)

ですが、その特徴を活かして高剛性なオールラウンド系のバイクと組み合わせることで足へのダメージを和らげる働きがあると思います。

また、フレームの剛性が高ければホイール側のしなりで溜まった加速エネルギーを余すことなく伝えることが出来る為ダンシング等でグイグイ加速させてもかなり気持ちよく走れるホイールになります。

組み合わせるフレームによっては柔らかいという感触を感じるかもしれませんが、足を残せるホイールとしてはかなりバランスを考えて調整しているなという印象です。

実際にLOOKの785HUEZで試乗した際はフレームの加速力と丁度よいバランスになり登りがむしろ速く感じるほどに走ってくれました。

ハンドリングの安心感や横風への強さなどはそのままなのであらゆる地形あらゆる路面を自信を持って走ることが出来る数少ないホイールとなります。

グラベルロードで使いたいという方に関してもGRモデルが出ているとは言え40c程度までのタイヤを考えている方はこっちのSONIQの方がバランスは良いと思います。

 

オススメ:オンオフ問わず、カーボンアルミ問わず、すべての車種。荒れた路面での安心感や安定する感覚を求めているすべての方。初心者上級者関わらず、カーボンホイールへのアップデートを考えている方で30c以上のタイヤを前提に考えている方は是非!

コスパも良いので、今時点ではアサゾー店でも店頭在庫は売れてしまっています。ご予約対応いたしますのでご相談ください。

まとめ

フルクラムの新定番2-WAVE RIMホイールシリーズは、ディスクブレーキになり底上げされた乗り物としての確かな安心感を更に推し進めてくれる切っ掛けとなるホイールだと思います。

真横から見るとレーシングな見た目に圧倒されるかもしれませんが、その実最も安定性が高く安全に走り続ける事が出来るホイールとして多くの方におススメしたいホイールとなっています。

一般的な形状のホイールと悩んでいる方はまずは店頭までご相談ください。

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