【マニアック古谷野】 9/9(水) 走行日記 + α
by: 古谷野 穣治

9/9(水)

まるで台風のような雨だな・・・、と思っていたら本当に台風が接近していました(知りませんでした・・・)。

なんとか夕方から雨が止んで道路が乾き始めたので近所をちょろっと走っただけでした。

途中で何か所か川のように水が道路に流れ出ているところがあって先週せっかくきれいにしたバイクがまた泥だらけになってしまいましたとさ・・・。

P9090592

距離41km、獲得標高443mでした。

 


 

それだけじゃつまらないと思いますので過去に乗っていたバイクの紹介でも・・・。

 

DSCN0490

 

2010 BH G5 

 

このバイクが登場したときのインパクトはかなり強かったです。

重量810gという、カタログ値では当時最軽量クラスのフレームにEDGE(今でいうENVE)のフォークがついてきました。

今では当たり前のようになっていますが当時はまだ珍しいBB30規格。また各社ISPを採用するバイクをどんどんリリースしていたころでしたが、このフレームはセミISPを採用していてサドル高の微調整も楽勝でした。このころにちょうどシマノ7970電動デュラエースが出たばかりでしたが、今ではバッテリーをフレームに内蔵するのが基本ですが、このときはボトルゲージの下にバッテリーを付けるのが標準でした。しかしこのバイクはバッテリー台座をダウンチューブの下部に設けていました。大口径化BBやサドル高が調整しやすい、電動対応な構造など、今のフレーム設計につながる構造を採用していました。

BHはまだ日本ではマイナーブランドに位置付けられたブランドでしたが、ちょうどこの年のツールでAG2Rのノチェンティーニ選手がマイヨジョーヌを7日間キープしてその存在が日本のみならず世界中に広まりました。

 

DSCN0238

そんな魅力的なフレームに古谷野が飛びつかないわけありません(笑)。ジオメトリーの相性があまりよろしくなかったでしたが、それ以上の魅力がこのフレームには詰まっていました。フレームの軽量性を生かすためにコンポは当時はまだ出たばかりのスラムRedでした。クランクはフレームの規格に合わせてまだ珍しかった30mm軸のものをセレクトしていました。現在もそうですが当時はさらに高かった記憶があります。そのために毎日のように新宿カスタムでアルバイトしていました(笑)。

サドルは旧アリアンテカーボンですね。サドルの表面が若干変わりましたが今でも同じタイプを使っています。

ハンドル・ステムはFSAで合わせています。

ハンドルはエナジーニューエルゴ、ステムはOS-99です。このころ復帰していきなりジャパンカップで3位に入ったイバン・バッソ選手(リクイガス)が使って気になった組み合わせです。ハンドルはリーチ80㎜とそこそこショートながらドロップは150mmもあります。ブラケットを握っているときは楽で、下ハンを握ると結構前傾がきつくON/OFFが非常に分かれているハンドルでした。それが良かったんです。

ステムは名前の通りアルミながら99gを実現した軽量なものです。でもそれは確かカタログ値であって自分が使っていた110mmは120gぐらいだったような・・・。残念ながらこのモデルは廃盤になってしまいましたが、現行のラインナップのものより軽量性と剛性があるのはないでしょうか・・・?

その他にブラックバーンのカーボンボトルゲージやLOOKケオMAXなど当時気に入っていてまたつかいたいと思うパーツが数々ついていました。

 

しかしこのフレームは購入してから3か月ぐらいで手放してしまいました・・・。

なんでかというと当時の軽量フレームは軽いがゆえに進まないことがよくありましたし(そのころは今よりかは走っていましたのでそういうのが気になったのです。)、

DSCN0507

以前に軽く紹介したことのあるDeRosaのメラクのフレームに運命の出会いを感じてしまったのです・・・。G5は魅力的なフレームでしたが、メイドインイタリアのハイエンドクラスのフレームにはかないませんでした・・・。

 

自分の中では最短で手放してしまったフレームです・・・。

 

2015/9/9 古谷野

住所:神奈川県茅ヶ崎市中海岸4丁目12986番52号 サザンビーチヒルズ2F
電話番号:0467-84-1555
営業時間:月~金 11:00~19:00、土日祝 10:00~19:00
定休日:火曜日

 

サザンビーチヒルズの駐車場に限ります
   

カラーコーンが設置してあるスペースは他テナント様の月極駐車場です。
ワイズロード茅ヶ崎店にご来店の方はご利用いただけませんのでご注意ください。
m(._.)m