【マニアック古谷野】 話題のチェーンオイルを試してみよう！
by: 古谷野 穣治

　先日ご紹介した怪しいチェーンオイル。摩擦抵抗が低く、汚れにくく、長持ちする。理想的なチェーンオイルとのことです。こういうものが大好きな古谷野が試さないわけありません。

 

SQUIRT ドライルブ　500ml　¥1,400+税

 

乾かして使うドライタイプとのことですが、ウェットコンディションでも使えるということです。一般的なオイルと比べて塗り方が少し変わりますのでご紹介します。

 

 

まずはチェーンの脱脂です。ケミカルを使ってチェーンについている油を完全に落としてあげます。メーカーは何度もこのことを注意しているので重要なことなのでしょう。

 

新品のチェーンは脱脂するとだけで汚れを落とさなくてもよくなるのでいいんですけどね。

新しくチェーンを交換するときにこのオイルにするのもありですね。

 

同社からクリーナーも販売されていますが欠品していて入荷しませんでした。

今回はWAKO’Sのフィルタークリーナを使用して完全脱脂しました。

チェーンをトレイに入れてクリーナーを少量つけてブラシでゴシゴシします。そのあと水でクリーナーを落としてあげれば↑のチェーンのように新品のような状態になります。

もし一回でならない場合は繰り返して行ってください。

また必要であればチェーン以外にもスプロケットやプーリー、チェーンリングなどチェーンが接触しているところももきれいにしてあげるとよいでしょう。

 

そしてチェーンオイルを注します。これは一般的と同じでチェーン一周分に注せばOKです。

そして、通常ですと余ったオイルをウェスで拭き取りますが・・・、ちょっと待った～！

このオイルは拭き取らなくてもOKです！

 

数分経てばオイルが乾いてチェーンに付くので拭き取る必要がないのです。

拭き取る必要がないのでこのオイルを注すだけなら通常のオイルより楽です！

晴れの日などのドライコンディションに乗るのであれば以上でOKです。

 

雨の日や塗れた路面を走る場合は一回目の注油後乾かしてからもう一回塗ってください。

 

 

これで終了！

使ったバイクはめったに乗らないので輪行専用になっている折り畳み小径車です！

チェーンの汚れが輪行袋の中にについてしまうんですよ・・・。このオイルならドライなのでその心配もなしでしょう。

 

また同じく別のロードバイクにもつけてあげました。

ご覧のようにこのフレームのカラーには汚れが目立ちます。このオイルなら掃除をする手間も少なるでしょう！

 

あとは乗ってみてその性能や耐久性を確かめてみます！

 

 

ちなみに、あまりに怪しすぎてすこし試してみたいという方は

上の画像左の少量タイプ（15ｍｌ、¥250+税）もありますので、こちらをお求めください！

 

2015/11/23　古谷野