【StaffBike】 MONDRAKER FOXY
by: 古谷野 穣治

茅ヶ崎店古谷野です。最近組み上げたMTBをご紹介します。

私自身ロード担当スタッフですが、舗装路を走るのが飽きてしまったため最近はロードよりMTBを乗るのが大好きです。

 

 

スペインの新興ブランドMONDRAKERのオールマウンテンバイクFOXYです。完成車のラインナップがメインですがフレームセットの販売もあります。今回は後者です。去年から日本に入荷していてあまりMONDRAKERを見かけないのとほかのメーカーと異なる設計をしているので選びました。

このフレーム特徴はFowardGeometryという設計です。トップチューブを長くすることによって安定性を高めています。ただ長くするだけだとハンドルまでの距離が遠くなってしまうのでステムを短くしてあげることによってハンドリングもトレイルで使いやすい操作感になっています。長いトップチューブと短いステムの設計は各ブランド取り入れていますがそのトレンドの中で最先端のフレーム設計です。

 

 

フォークはFIT4カートリッジを採用した34FLOAT　140ｍｍです。トレイルでは十分すぎるスペックですが、パークに持ち込んでも楽しめそうなフォークを選びました。

ホイールはEASTONのHEIST27.5です。ロードと同じようにMTBのリムもワイド化の傾向があるので選んでみました。グレードはあまり高くないホイールですがよくこける古谷野には頑丈なホイールの方が良いのでピッタリです（笑）。

 

 

フレームセットにリアショックは付属していますが、せっかくなので最初からリアショックをFACTORYグレードにアップグレードしました。もちろん追加でパーツ代がかかって今いましたがこれで念願のダブルカシマです。

 

 

ハンドル・ステム・シートポスト・ホイールはEASTONで統一してみました。ロード含めてこれまで使ったことがなかったので。

ハンドルステムは35㎜径のものを使っています。ロードでは35mm径は広がりませんでしたが、MTBなら広がる可能性があると信じて使ってみます・・・。

ステム長さはロードで考えられない32ｍｍです。前述のとおりこのフレームのトップチューブは長いので（他メーカーで630㎜前後のところこのフレームは660mm）その分ステム長を詰めています。ハンドルまでの距離は違和感ありませんし、最初はハンドリングが心配でしたが一回乗ったら慣れました。かなり使いやすくて気に入っています。

 

 

サドルはERGONを初トライしてみます。何回か乗った感じですが特に問題なさそうです。

EASTONのドロッパーポストも初トライですがスムーズに動いてくれます。

 

 

フロントシングルギアは最近のスタンダードになっていますね。もう一台のMTBもフロントシングルですが特に使っていて問題なかったのでこのバイクもフロントシングルです。リアだけに変速を集中できますし、フロントの変速レバーの代わりにドロッパーポストのレバーを取り付けてスッキリしますし、操作も直感的です。

チェーンリングはシマノ純正ではなくPraxisworksのナローワイドのものを取り付けています。コンポーネントはXTがメインですが、チェーンだけXTRグレード（HG901）にしています。

ペダルはCrankBrothersのキャンディ7です。以前同形状のものを使っていましたが特に不満がなかったのでグレードアップしたものを使っています。

 

 

 

 

Frame: MONDRAKER FOXY

Fork+Shox:FOX Factory 34FLOAT 140mm , FOX Factory FLOAT DPS EVOL

Component:SHIMANO XT

Wheel: EASTON HEIST 27.5

Tire: MAXXIS HighRoller2

Pedal: CrankBrothers Candy7

Handle: EASTON HAVEN35ALU (750mm)

Stem: EASTON HAVEN35 （32ｍｍ）

Seatpost:EASTON HAVEN Dropper

Saddle:ERGON GA1evo

Grip: ERGON SMA3comp

 

 

2016/5/18 古谷野