2016/06/12 10:32
ツールドスイスが開幕しました!
初日はプロローグといい、個人タイムトライアルが行われました。
ここで最速タイムを叩き出せばリーダージャージを獲得できます!
普段活躍の場が少ない(?)タイムトライアリストは一番の頑張りどころです。
また、タイムトライアルは集団ロードレースと異なってタイム差がそのままつくので総合を狙う選手もライバル選手に出遅れないようにしないといけないため上位に食い込まないといけません。
コースプロファイルはこちら。多少のアップダウンはあるもののタイムトライアリスト向けのコースです。距離も6.4kmと長くないので僅差の勝負になるでしょう。
平坦に近いステージなので選手が乗るのはTTバイクのP5です(画像は国内販売のトライアスロン仕様のため選手が乗るバイクとは異なります)。サーベロはタイムトライアルバイクから始まったブランドです。バイク自体の空力抵抗は全く考慮されていなかった時代に革新的な設計をしたのです。それから20年たった現在では各ブランド必ずと言ってよいほど空力性能を含めて設計しています。サーベロはエアロダイナミクスに関する歴史が長く、ノウハウが高いので現在でも性能はTOPクラスです。
さて、レースの方に話は戻りますが、
残念ながら本レースでチームディメンションデータの選手にはタイムトライアルを得意としている選手はいなかったのでステージ優勝はできませんでした。
チーム内で一番タイムが速かった選手はSuitsou Konstantsin(TOPから27秒遅れ)でした。前日お伝えした通り総合を狙う選手ですので極力タイムの差をライバルから離れないようにしています。
ロードレースをよく見ている方ですと27秒差というのはかなり大きい方ですが、これはTOP選手からであり本ステージの上位選手はタイムトライアルのスペシャリストばかりです。なので実際総合を狙う選手からはそれほど離れていません。
また、雨が降ったりやんだりした天候だったようでスタートした順番によってタイム差が生まれてしまう’運’もかかわってきました。濡れた路面でスリップした選手も多かったようです。総合を狙う選手はリスクを抑えて走ったようです。幸いチーム内で転倒した選手はいなかったらしく今後のステージ優勝や総合に向けてのアシストの温存が出来ました。もちろんステージ優勝できればそれに越したことないのですが、今後のステージに向けてあえて温存するという作戦的に走るのもステージロードレースの面白いところです。
さて、ステージ2~4は平坦基調のコースなのでスプリントでのゴールが予想されます。アメリカ人スプリンターFarrar Tylerの活躍に期待しましょう!
(勝って、サーベロ売れてくれ~!)←前日に続き、本心。
21:00追記
Velonというチャンネルが作成する動画はボンボードカメラを多用して選手目線以外にも様々な角度から楽しめます。熱い映像を是非ご覧ください。
残念ながら本映像にディメンションデータの選手は出ていませんが、日本の新城選手が一瞬写っています。
2016/6/12 古谷野
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電話番号:0467-84-1555
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定休日:火曜日
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