【茅ヶ崎スタイル】 これぞデローザの真骨頂。AGEが入荷しました。
by: 古谷野 穣治

 

DeRosaの原点にして頂点。

本国工房で作られている金属フレームが入荷しました。

 

 

 

 

 

 

2018 DeRosa Age (52 Champagne) ¥395,000＋税

 

 

 

 

DeRosaはカーボンフレームをリリースしている現在でも金属フレームを枢軸としているブランドであります。

DeRosaのクロモリフレームといえばNeoPrimatoが有名ですが、今回ご紹介のAgeはそれの上位グレードの位置づけしています。

 

 

 

 

 

スムーズなフレームパイプの溶接面。

ロウで溶接しています。

ラグ式と比べて職人の溶接技量が要求されます。

 

 

溶接後やすりで仕上げることによって金属フレームとは思えないほど滑らかな仕上げになります。

 

 

 

 

 

 

クロモリフォーク（スレッドタイプ）が付属します。

数年前にスレッド式に戻りましたが、基本設計は10年以上変わっていません。

 

 

別途オプションで純正カーボンフォークにも交換可能です。

鉄らしい安定感やクラシックを求めるならそのままで、現代的な鉄フレームにしたいのであればカーボンフォークでしょう。

 

 

 

 

 

 

デカール（ステッカー）式のロゴが増えましたが、こちらは昔からのDeRosaの信条であるペイントです。

同じように見えても実は一つ一つ微妙に違います。

最近はロゴをペイントで行うモデルは少なくなりました。

職人の手が細部まで塗っている、そう捉えると貴重です。

 

 

過去に全てのフレームを本国工房で作っていたころはこれが当たり前でした。

（悪い意味で）イタリアンクオリティーで当時結構ずれているものがありましが、それが本国で作られている証でした。

「酒を飲みながら塗装を吹いている」

という言葉はイタリアンジョーク。

 

 

 

 

 

画像だと色合いが良く分かりませんが、シャンパーニュカラーといい、薄いゴールドカラーです。

実物をご覧いただき確認下さい。

 

 

 

 

 

ホイールのクリアランスが調整可能なクラシカルなリアエンド形状。

今の時代フレームの精度が出ていないということはほとんどありませんが、昔は製造方法も確立されてなくここを調整してフレームとホイールの精度を合わせていました。

 

 

最後に残念な話です。

今回ご紹介のAgeのクロモリフレームは2019モデルからカタログからなくなってしまいました。

今では貴重な本国工房生産品が型落ちしてしまい残念ですが、店頭在庫限りになります。

店頭にて特典をご用意していますので狙っている方はご来店ください。

 

 

 

2018/12/21　古谷野

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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