2019/06/12 16:33
先日の富士ヒルクライムで雨・霧の中
ブレーキをかけながら下山したので
ブレーキのパッドを交換しました。
いくらディスクブレーキが止まると言われても
パッドが無くては止まりません。
リムブレーキと比べてパッドの減り具合がわかりにくいので
定期的にチェックしましょう。
今回はディスクブレーキのパッド交換方法をお伝えします。
メーカーやモデルによっては少しパーツが変わりますが
基本的なやり方は変わりません。
まずホイールを外しておきます。
そしてマイナスドライバーなど
パッドの隙間に入るものを用意してください。
パッドの隙間に入れて外側に押してあげます。
これによって中身のピストンが押し戻されます。
これをやらないと新しいパッドに変えても、
ホイールが入らないこともあります。
次にキャリパー内側にある
抜け防止ピンを
千枚通しなど、とがった物で外します。
メーカー・モデルによって少し変わる場合がありますが
こんな感じの部品です。
小さくなくしやすいので注意。
ピンを外します。
モデルによっては六角・トルクスやマイナスドライバーです。
少し回せばそのまま抜けるはずです。
これでパッドを外す準備が出来ました。
パッドを引き抜きます。
指でつまめば抜けるはずです。
外しました。
画像は前後ブレーキ分のパッド(前後左右合計4つ)です。
ブレーキ内側にある丸いパーツがピストンです。
あまりあけないところなのでついでに掃除しましょう。
ここに汚れが溜まってるとオイルにも汚れが侵入してきて
ブレーキの効きに影響する場合がありますので。
↑ではパッド自体を広げてピストンを押し戻していますが、
この際にピストンを直接押して押し戻すのもアリです。
ただしその際はタイヤレバーなど柔らかいもので押してあげて
ピストンを傷めないようにしてください。
新しいパッド。
外したものとは形状が違いますが、
互換性があれば取付できます。
新しいパッドは放熱フィンを省いたモデル。
その分お求めやすいお値段です。
新品パッドと比較。
減っているな~。
シマノの場合パッドの厚みが0.5mmになったら要交換です。
では新しいパッドを入れましょう。
パッケージには↑の物が入っているはず。
真ん中にバネを、
左右にパッドをはめます。
パッドやバネに左右の指定がある場合がありますので確認してからつけましょう。
外した手順とは逆に
パッドをはめる。
↓
固定ピンを締める。
↓
抜け防止ピンをはめる
すればOK。
そのあとホイールを取り付けて
ブレーキレバーを何回か握りましょう。
最初はスカスカと感じられると思います。
が、何回か握れば元通りの引き具合になるはずです。
また、ホイールを回してローターとパッドが
擦っていないか確認しましょう。
もし擦っていたらキャリパーの位置の再調整が必要です。
途中でも書きましたが、
ディスクブレーキはパッドの残量がわかりにくいので
定期的にチェックしましょう。
2019/6/12 古谷野
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