【SCOTT】アルミバイクなのに、アディクト譲りのエアロフレーム！
by: 小西真人

モデルチェンジの際には、その時代のトレンドを積極的に取り込んでくるスコットの「スピードスター」シリーズ。

その最新バージョンは、上位モデルと見紛うばかりのフレーム形状。

エアロ性能に優れたエンデュランスバイク、という実にイマドキなバイクとして誕生しました！

「STAR」ではなく「STER」

〇SCOTT　　2022　SPEEDSTER 20　　￥192,500－（税込）

スピードスターの「スター」は「～する人」という意味の言葉。「星」ではないのでご注意を。

トリックスターとかギャングスターと同じ使い方です。

ゆっくり走るのがダメなわけではないですが、モデル名に込められた想いのようなものは汲み取ってあげたいところです。

F-01（カムテール）形状のフレームやドロップドステーまではライバル車でも結構見かけるようになりましたが。

スピスタはそこからさらに踏み込んで、ケーブル関係もフレーム内にフル内装としてしまったのがスゴい。

ステムの下を通ったケーブル類はヘッドチューブからフレーム内に導入。カーボンフレームで一般的なレイアウトをアルミフレームにも持ち込んできました。

搭載コンポはティアグラ（2×10速）＋機械式ディスクブレーキ。

タイヤは28Cのシュワルベ「ONE」。結構いいタイヤが付いています。

リアセンターも長くフレームとのクリアランスは十分にあるので、更なるワイド化も楽しめそう。

フレームサイズはS。おおよその適正身長は170cmくらいでしょうか。

（詳細なフィッティングはバイオレーサーにて計測いたします）

シッカリした造りのフレームに、必要十分な性能を持ったお手頃コンポ。本場ヨーロッパ的センスで仕上げられた「スピードスター20」。

エントリーモデルらしからぬ如何にも速そうなルックスは。未だライバルの追随を許しません！