【LAZER】ログリッチ！髪の毛出てる！！
by: 小西真人

 

 

今年のブエルタ・ア・エスパーニャ。

3週間のレース全体を通してもかなりの山場となりそうなのが、この週末の山頂ゴール2連発。

 

昨日のステージでは、ここまで望外の出来の良さでレースをコントロールしてきた総合首位（マイヨロホ）のレムコさんがまさかのブレーキ。

逆に調子を取り戻してきたのが、前人未到のブエルタ4連覇を狙うユンボのプリモシュ・ログリッチ！

サーヴェロ乗りとしてはテンションが上がる展開となりました！

 

レイザー史上最軽量のレーシングヘルメット

 

 

〇LAZER　　GENESIS AF
￥28,600－（税込）　→　￥25,740－（税込）！！

 

話題の新型「キネティコア」系ヘルメットでは重すぎたのでしょうか。

15％程度の激坂をこなしながら標高1820mまで登る山頂ゴールステージでログロッチが選んだのは、レイザーの大定番モデル「ジェネシス」。

Sサイズで195g（カタログ値）の重量と、ヒルクライムにピッタリな軽量モデル。納得のチョイスです。

 

ユンボ（オランダ）×レイザー（ベルギー）

 

 

ベンチレーションホールの大きさと数もかなりのもの。200gアンダーの重量もこれなら不思議ではありません。

で、ここからログラも髪の毛を出していたという。そのポガチャりっぷりがもう見ていて気になってしょうがない！

頭頂部にある謎のダイヤルは、レイザー自慢の「ロールシス」。

 

レイザー独自のフィッティングシステム

 

 

一般的な後頭部のアジャスターが頭の外周部を締め込むのに対して、このシステムは頭全体を包み込むような感覚になるのが特徴。

ダイヤル部分に繋がったワイヤーと、柔軟性が高い後頭部のバスケットを組み合わせることで、ハイレベルなフィット感を実現しています。

ちなみにAF＝アジアンフィットなので被り心地も言うことなし。

 

本当に良いものは時代に左右されない

 

 

続々と新型モデルが登場してくる中、マイナーチェンジを繰り返しながらしぶとくラインアップに残り続ける「ジェネシス」。

それもレースシーンで未だに現役。基本性能の高さに驚かされます。

 

で、今日の第15ステージ。1分49秒差は縮まるのか、それとも開くのか。

クイーンステージでのログリッチ対レムコさんの直接対決に注目です！