【Cannondale】EFイージーポスト、ジャパンカップでワン・ツーフィニッシュ！
by: 小西真人

本場のワンデーレースを見ているようでした。

3年ぶりの開催となったジャパンカップ。ただその空白の3年の間にレースの流れや動きみたいなモノが大きく変化。

従来の「お約束」的レース展開なんて関係なし、行けるという時には躊躇なく仕掛ける活きのいい若手選手（ポガチャル・レムコ・マチュー等）がもたらした昨今の流れそのままのような、息もつかせぬ14周に大興奮！

これはリアルで見たかった・・・

世界トップレベルの走りはスゴかった

EF・トレック・コフィディス・ロット・バーレーン。

ラスト2周、ワールドチームの有名どころで構成された先頭集団の中から飛び出したEFのニールソン・ポーレス（パウレス）。

メンツがメンツなだけに逃げきりはちょっと厳しいかと思いきや。後続に12秒の大差を付けてまさかの独走勝利！

で、3人の追走集団からアタックをかけるチームメイトのピッコロさん。上手いこと2人を置き去りにしてワン・ツーフィニッシュを達成。

3名の日本人選手も含めて序盤から積極的にレースを動かしてきたEFが、シーズンの最後をキレイに締めたカタチとなりました！

獲得標高は2,590m、古賀志林道を14回も上るハードな山岳コースということで、彼らが選んだのは「スーパーシックスEVO HI-MOD」。

S6の伝統とも言える軽さとエアロロード「SYSTEM6」譲りの空力性能を兼ね備えた、自慢のスーパーオールラウンドバイクです。

〇CANNONDALE　S6EVO CRB DISC 105　￥352,000－（税込）

完全プロモデルである「ハイモッド」の特性をより万人向けにデチューンしたモデルが、この「S6EVOカーボン」。

とは言えフレームの造形とエアロ性能と重量剛性比は同等レベル。さらにマイルド系カーボンの採用で乗りやすさもプラス。

試乗会でハイモッドからコレに乗り換えた時は、長年の愛車のような絶大な安心感を感じたものです。

フレームサイズは51。
おおよその適正身長は170cmくらいでしょうか。

（詳細なフィッティングはバイオレーサーにて計測いたします）

それにしても。

あのハードな展開、あの豪華なメンバーの中で最後まで残れた新城選手のスゴさ。さすがは全日本チャンピオンジャージ。

脚さえ攣らなければもしかして・・・と思ってしまいます。