【Cannondale】アルミにはアルミの良さがある、と感じさせてくれる「CAAD OPTIMO 105」！
by: 小西真人

一般的な6061アルミを使っていながら、乗心地が良くて加速も良好。

「アルミのキャノンデール」を侮ってはいけません。

空力を意識した最新のフレームデザイン

〇CANNONDALE　　CAAD OPTIMO 1　　￥187,000－（税込）

振動吸収性ではカーボン素材に敵わないものの、金属ならではのしなりやたわみを上手く生かす技術があれば、想像以上にしなやかな乗り味が作り出せるアルミフレーム。

「13」という良いお手本があるからでしょうか。エントリー機ながら基本性能はかなり高く、アルミとは思えない乗り心地の良さと安定感にプラスして、コンパクトなリアバックからなる加速の良さも楽しめます。

数少ない弱点を上げるとしたら「ディスクブレーキ仕様」がない事くらいでしょうか。そこは軽快感とトレードオフな気もしますが。

搭載コンポは105（2×11速）。電動・無線の12速は大分遠くまで行ってしまった感がありますが、機械式の11速は常にビギナーの味方です。

フレームとコンポに対してホイールがちょっと負けている気がするので、手を入れるならココかと。しっとり系のキシリウム、ガッチリ系のゾンダのどちらも合いそうな気がします。

フレームサイズは51。
おおよその適正身長は170cmくらいでしょうか。

（詳細なフィッティングはバイオレーサーにて計測いたします）

エンデュランス方面を「シナプス」に任せることで、S6EVO～13路線を取ることが出来た「CAAD OPTIMO」。

ロードバイクらしい軽快な走りを求めるライダーに。