【DE ROSA】名車「838」が、MERAKっぽいルックスで9年ぶりに復活！
by: 小西真人

デビュー当初はそれなりに色々な意見がありましたが。

今にして思えばとにかくツウ好みなイタリアンブランドだったデローザをメジャーにしてくれた感がある「R8〇8」シリーズ。

848、838、888・・・デローザはカンパニョーロで組まねばならないという暗黙の了解を払拭できたのも、彼らの存在があったからのような気がします。

そんな歴史的名車が令和の世に突如復活！

今の時代に「838」が復活した意味

〇DE ROSA　　838 DISK F/S　　￥352,000－（税込）

快適で乗りやすかった先代「R838」。

プロ御用達、憧れのレーシングブランドが価格的にも乗り味的にも身近になったことで、デローザは新たな「♡マーク」ファンを増やしました。

この新型の「838」も価格の高騰が続いて再び高嶺の花になりかけている現状から生まれたという意味では立ち位置は近い。

そう考えれば、これ以上相応しい名前は無いのかも。

コフィディスのメインバイク、フラッグシップ機「MERAK」を思わせる端正なフレームデザイン。ただキャラクターは安定性重視でロングライド向け。そういう意味ではやはり「838」で正解か。

新型はディスクブレーキ専用設計で各種ケーブル類はヘッドチューブ前方からフレーム内に導入するシンプルな構造。

ポジションが固まり切っていないであろうビギナーライダーを想定した、エントリー機らしい気遣いが〇。

フレームサイズは46。
おおよその適正身長は160mくらいでしょうか。

（詳細なフィッティングはバイオレーサーにて計測いたします）

ちなみに、このグロスパールホワイトはワイズロードのオリジナル。赤いハートマークが映える美しい白はデローザ屈指の人気カラーです。

今なら新型の105（電動・無線・12速）で組むのもアリ。

憧れの「デローザ」。どうやって組もうかを考えているだけで、なんだか楽しくなってきます。