【FUJI】砂利！ジャリ！JARI！
by: 小西真人

アメリカのフジのスタッフ「グラベルって日本語でなんて言うの？」

日本のディストリビューター「砂利・・・かな」

というわけで。

FUJIはアメリカのブランドです。

〇FUJI　　2023　JARI 1.5　　￥225,500－（税込）

もうそのまんまの名前のグラベルロード。

フジのバイクに面白いモデルが多いのは、こういった独特のセンスやノリの良さが効いているのかもしれません。

乗るのがダメなら担げばイイじゃない

ハードめなアドベンチャーライドには押しと担ぎはマスト。シクロクロスとはまた違った意味で担ぎポイントが必須。

肩当たりを良くするため緩くカーブさせたガセット＋シリコン製のパッドで快適な担ぎ環境を演出。自走不可に思える難コースが相手でもこれなら心置きなくチャレンジできます。

GRXではなくて何故かTIAGRAの10速

搭載コンポはシマノTIAGRA（2×10速）。なんですが、フロントの歯数が46‐30Tだったりローギアが34Tだったりと、かなりグラベルに寄せたアッセンブル。

ブレーキも安心と安定の油圧ディスク。軽い引きで減速できるので、長い時間荒れた道を走った時の手（握力）の負担を軽減してくれます。

ドロドロになってるくらいが丁度いい

タイヤサイズは700×40C。ブロックは小粒ながら本格的なオフロード系なので、舗装路よりも砂利道の方が生き生きと走れそう。

フロントフォークの内側のデジタルカモもいい感じ。

遊びの道具としてガシガシ使い倒したい！

フレームサイズは46。
おおよその適正身長は165cmくらいでしょうか。

舗装路が日常だとするなら、未舗装路は非日常。

そんな面白げな世界に足を踏み入れるパートナーに相応しい1台です！