ロードバイクタイヤ、色々あります！
by: 小西 真人

昨日の第４ステージは、まさに「パリ～ルーベ」の様相でしたね。

ゴールに向かってパヴェ（石畳）セクターをこなしていくごとに小さくなる集団。

運よく天気は持ちましたが、もし降っていたらさらにカオスなことになっていたかもしれません。

そんな中、自らマイヨジョーヌを引き寄せる抜群のアタックを見せたのが、エティックスの「トニ・マルティン」。

ボーナスタイム狙いなんてセコいことはせず、きっちり独走ステージ優勝でマイヨジョーヌを獲得！

それもチームメイトのバイクで！！！

さて、ゴツゴツの石畳を無事に走り切るには、特にタイヤが重要となります。

プロチームもこの時だけは契約外のタイヤでも構わず使うとか使わないとか・・・

また、耐パンク性能や乗り心地アップの観点からほとんどのチームが２８C幅以上のタイヤをセレクト。

さらに空気圧を下げられるメリットを生かして「チューブレスタイヤ」も見直されている模様です。

でも石畳なんて走らないし・・・

まあ普通はそうでしょう。

ですが、最近少し太めタイヤ（２５C）が見直されてきています。

多少の重量増はありますが、乗り心地やグリップ感が良くなるのはもちろん、

空力性能のアップや、路面との摩擦抵抗が実は少ない、なんて話も。

そんな流れもあり、福岡天神店では２３Cサイズだけでなく２５Cタイヤもしっかり展開中！！

ちなみに小西も通勤は、キレの良さより安定感を重視して２５Cタイヤです。

このシュワルベの「ONE」は実際の重量よりもコギが軽く感じるので、

太いタイヤにありがちな「鈍さ」や「もたつき」に不安を感じる方におススメです。

オマケ。

おそらく昨日のステージで一番パヴェに振り回されたのが彼、「ティボー・ピノ」でしょう。

パンクにメカトラと踏んだり蹴ったり。

大幅にタイムを失ったこともあってかなり荒れてましたね。

そんな彼の愛車、ラピエールのエアコード「FDJカラー」。

福岡天神店にはこんなものもあります！

１６日のオープンまでもう少々お待ちください！！