スタッフバイク紹介　「BMC　SLR02」
by: 小西 真人

ツールドフランス第７ステージを終えて、ティージェイ・ヴァンガーデレンが総合３位に！

あれ？

いつの間に？？

という感じですが・・・

BMC乗りとしては、ここは素直にエヴァンス以来の総合優勝に期待します。

（第1ステージでちょっとだけその姿を見ましたが、相変わらずのアゴでしたね。）

というわけで、現在のメインバイク「BMC　SLR02」をご紹介！

〇BMC　SLR02　（2014モデル）

6800アルテ仕様のカラーですが、コンポは6870Di2に載せ替え済み。

（そのあたりの経緯は、神戸店時代のこちらの記事をご覧ください。）

何故トップモデルの「SLR01」ではなくて「02」なのか？ですが・・・

実はこのSLR02、

基本設計は01と共通（どちらもACEテクノロジー採用）。

カーボンのグレードが異なるとはいえ、フレーム重量は1kgアンダー。

それでも旧01より剛性が高い（旧01比で140％増）

と、セカンドグレードながらその完成度はかなりのもの。

並足ライダーの小西にはこの辺りが丁度いいだろう、との判断です。

そこそこ軽いフレームを生かして、登り寄りのオールラウンダーとして活躍中の02。

それを受けてホイールも軽量モデル、MAVIC「R-SYS　SLR（初代）」に。

「爆音と引き換えにきっちり止まる」と評判だった初期エグザリットですが、

そこそこ走って馴染みが出たのとシューを緑から黒に替えた事で、音はだいぶマシになりました。

もちろん制動力は文句なし。

トラコンプ（後輪）の蹴り出すような加速もヒルクライム向け。

「空力性能がひどい」は昔から言われていますが、フレームも別にエアロではないので特に気にしていません。

クランクはや身長からするとやや短めの172.5ｍｍ。

ヒルクライム専用ではないので、フロントは52－36T、リアは11－28T。

実際のところ、一番使い勝手がいいギア比だと個人的は思います。

小ネタとして、

インナーギアはローターの楕円。

左クランクはにパワーメーターのSTAGES。

リアディレイラーにCDJのビッグプーリーを装着しています。

サドルは新ブランドのファブリックの「SCOOP」。

新し物好きです。

サドルトップがフラット目なのが好きなので最初「FLAT」にしていたのですが、

イマイチ形が合わず現在は少し丸い「SHALLOW」にしています。

（ファブリック商品は、9月頃福岡天神店に入荷予定です。）

スタッフバイクとして店頭に展示していることも多いと思われるこの「SLR02」。

「このパーツって実際どうなの？」等のご質問、承ります！