日本最大級のスポーツサイクル専門店!九州1号店!
2016/01/22 18:00
先日雨の日に走った後、タイヤを拭いていて気が付きました。
「あれ?なんか後輪減ってない??」
「舵を切って、進む方向を決める」のが前輪のメインの仕事とすれば、
「体重を支え、トルクを路面に伝え、自転車を前に進める」という大仕事を受け持つ
後輪の方がどうしても減りが早くなるのは道理。
実際に見比べてみると・・・
前輪。
タイヤの頂点がキレイに丸くなっています。
よく見るとタイヤの中心のパーティングラインもまだ残っているので
まだそれほど減っている感じはありません。
後輪。
画像ではわかりづらいですが、タイヤの頂点がやや平らに削れています。
パーティングラインはすでに消え、表面のゴムが少しガサついています。
削れた分タイヤのトレッド面は薄くなっているので、このまま使っていれば、
何か刺さるといった「貫通系」のパンクに弱くなってしまいます。
同じタイミングで交換したにも関わらず、前後でこれだけ減り方が違います。
特に高級なタイヤになればなるほど、ゴムが柔らかく、その減り方の差は顕著。
ここで「よし!交換だ!」と言えれば何も問題ないのですが・・・
なにぶん1本8000円するハイグレードタイヤ、「シュワルベ・ワン」。
ホイホイ買い換えるというわけにもいきません。
というわけで。
減りが進んだ後輪と痛みの少ない前輪のタイヤのローテーションを実施!
(前後のタイヤを入れ替えただけです)
なんとも簡単な事ですが、やるとやらないでは大違い。
これでしばらくは後輪の減りを気にせず走れます。