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2016/01/31 14:34
本来の立ち位置は「トライアスロン/タイムトライアル用」なのですが、
厚みがある分、やっぱり座り心地がいいのでしょう。
通常のロードレースで使用するライダーもいるのがこの「ぶ厚い」アリオネ。
〇フィジーク ARIONE TRI K3 ¥20,340-+TAX
フィジークと契約しているプロチームがTT時に使うことも多いこのサドル。
座ってみたら「あれ?意外と良くない?」と気づいて
TTだけでなくロードレースでも使うようになったのでしょう。
特徴はやはりその厚み。
(上:アリオネ TRI 下:普通のアリオネ)
トライアスロン用なので、サドル先端部が厚いのはある程度予想できましたが
後端部までしっかりあんこが入っているのが見て取れます。
サドル先端部の比較。
TRI(左)の方が倍くらいパッドが入っています。
サドルに対して前乗り気味に座る小西には、これはちょっと嬉しい厚さかも。
座り心地を求めるなら、鉄板のアリアンテがあるじゃないか!とも思いますが、
ラウンドしたサドルトップの形状は、着座位置が決まってしまいがち。
すっぽり収まって痛みもなく快適!となればいう事はないのですが、
もし形が合わないと、腰をずらしにくい分逆に痛みが一か所に集中。
そうなるともうサイクリングどころの話ではなくなります。
蛇足ですが、小西はかつて淡路島一周(アワイチ)を走った際、
無謀にも初めて使うサドルをセットしていって、それが全然合わず、
半分くらいの地点で完全に尻が売り切れたことがありました。
その後のもう半周がつらい事つらい事・・・
アリオネ特有の腰の位置をズラしやすいフラットなサドルトップ。
にもかかわらず、厚めのパッドでどこに座っても快適。
ゲランㇳ・トーマスがあえてコレを選ぶ理由もよくわかります。