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「ASPITE PRO」。しみじみ良いなぁと思えるタイヤ。
by: 小西 真人

 

 

 

 

 

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最近なにかと出番が多い、某クロモリロード。

 

コンポと一緒に足回りも前のバイクからスライドさせたのですが・・・

どうも乗り味がしっくりこない。

 

タイヤが柔らかくてグリップが高いせいか、軽快感が薄い。

路面離れが悪く粘るよう感じがして、イマイチ加速が気持ちよくない。

乗り心地はとても良いのですが・・・

 

 

 

というわけで。

最近出番がなかったこのタイヤを引っ張り出してみました。

 

 

 

 

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〇IRC ASPITE PRO  ¥6,200-+TAX/1本

 

 

日本が誇るタイヤメーカー「IRC」と言えばチューブレスタイヤ。

RBCCコンパウンドと合わせて「しなやか&ハイグリップ」の印象が強いですが、

クリンチャータイヤのこの「アスピーテ」はそのイメージを一新。

「転がりの軽さとタフさ」を前面に打ち出してきました。

 

 

 

久々に手にした印象は・・・「やっぱり固いな」。

ケーシングの密度(180TPI)からすれば、もっとしなやかでも良い気がしますが、

独自の耐パンク装備のため、このような触感になっているのでしょう。

 

 

この固い感じはタイヤの取り付け時に少なからず影響してきます。

旧々型レーシング5との相性は・・・イマイチ。

タイヤ交換に慣れていないと少々てこずるかもしれません。

 

 

 

 

ただ、実際に乗ってみるとその印象は一変。

 

固いタイヤによくある

「接地感がない、滑る、止まらない」

「乗り心地が悪い、跳ねる」

その手のネガティブな印象は一切ありません。

 

 

逆にその固さが独特な乗り味を生んでいるようにすら思えます。

 

「タイヤが地面に触れて潰れはじめる~タイヤが地面から離れて元に戻る」

 

この一連の流れのリズムがとても自然で、漕いでいてとても気持ちいい。

常によどみなく変形しているためか、まるで真円のタイヤの様なスムースさ。

潰れたタイヤが復元する際に、バネ感と伸びみたいなものまで感じます。

すごいな、アスピーテ。

 

前に使っていた柔らかいタイヤがイマイチに感じられたのは、

この変形のリズムがフレーム特性に合わなかったのかもしれませんね。

(あくまで個人的な感想です)

 

 

 

一本6,200円は、確かにソコソコいいお値段ですが、

海外のタイヤメーカーのフラッグシップは、軒並み7,000~10,000円のプライス。

そう考えればコストパフォーマンスも高いといっていいでしょう。

 

 

 

転がりが軽くて、乗り味にコシがあって、パンクにも強い。

そんなタイヤをお探しの方にオススメです!